Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

早速

本日のそよ風は睡眠を誘い。結局、長男の”ただいま!”の声に起こされるような2:00起床でした。なので自分の時間など全く、当たり前ですがやはり早起きは三文の徳とは良く言ったもので。
辛うじてセラーの整理を少しだけ、昨夜の使用ワインのストックを探し出す目的も兼て。正直、現在は店舗セラーは当然ながらも自宅のセラーも恐ろしい状態に為っております。探し出せないボトルも沢山あるかと・・・・・。
さて、昨夜の悲喜こもごもは
・Perrier Jouet Belle Epoque’90 375ml
・Chateau Ausone’85 St Emilion
前半からご無沙汰の東京からのムッシュは、かなりのご無沙汰で。ただ、色々な兼ね合いと言うかお名前ははっきりと記憶しており。こんな偶然もゲストとの繋がりを感じさせられる瞬間でしょう。
でこの後からが考えさせられる状況なのですが、要は他のゲストのご気分を害される方々が折られたと言うことです。
ホステスさん方をお連れで4名から6名に増えられテーブル席にカウンターの椅子の撤去をおっしゃられましたが、それは有り得ないお話で。貸切ならばいざ知らず。有りがちな品の無い会話に留めは”一番安いワインを持って来い!”で。差異の激しい形に私の対応の未熟さを。
切り替えまして、先月の予定の引取りが今宵。ヴィンテージ’54のイケムとオー・ブリオン。品定めも問題なく5年後の還暦のお祝いまでお預かりを。
こちらのマダムが随分、気に為されてしまい申し訳ないカウンター後方の問題に。
気持ちをはっきりと潤してくれる、医療機器メーカーの社長兼ソムリエのムッシュは今宵も愛らしい舞妓さんを伴われ。
ヴィンテージ’89ですか、正直この辺りは私のストックは弱く。時代に対応しなければ為りませんね、そろそろ。でまずは4名様の乾杯の早速のベル・エポック’90のハーフ。予想以上の熟成感に個人的にはかなり好みですが、お出しさせていただくゲストをしっかり見つめるべき感想を。
ボルドーのリクエストは、稀少なアウソニウス。’85は柔らかく当然ながら纏まりが美しく近づき易く。哲学的なことはさておき、今後更に見つかりにくく為るであろう年産2万本弱のシルキーなメルロー
後半は先のマダムとドクターのお相手に結局、帰宅は子供達のお帰りに迎えられ。

Sommelier R.Imamura