Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連日の朝方に

週末と言う事もあり連日の朝帰りに。それほど大きな動きが見れた訳では無いのですが中盤から穏やかな動きの金曜の晩でした。
なので本日もお昼まですやすやと。子供達の奇声は今日はそれほど聞こえずに安眠が。
お昼間のケーブルテレビで懐かしい”ブルース・ブラザーズ”の映画が。10代の頃にビデオを借りて見た記憶がございますが、あの頃は全く理解の出来ないものでしたが今回は改めてキャストの豪華さとまた異なるクールさを感じさせられましたが。
さて、昨夜のワイン達は
・Meursault Perrieres’98 Joseph Drouhin 375ml
・Echezeaux’02 Jacques Cacheux & Fils
・Chateau Montrose’96 St Estephe
・Nuits St Georges Les Vaucrains’85 Christian Conferon
お食事前の30分をありがとうございます。ハーフはあっという間ではありましたがドルーアン雪印さんの裏貼りが未だに残されていたのも懐かしく。やや、軽やかなペリエール。
若さを楽しむことを避けがちな私の好みではありますが、このジャック・カシューはどうも相性が良く。若い段階から楽しめる果実味の嫌味の無さに酸のまとまりが美しく。グラスではやや物足りない、でもボトルも飲めるのだが躊躇される方にひとつ階段を上がることを可能にさせてくれるデミかと。
後半の久々にこちらのムッシュは相変わらずボルドーを。こちらも硬さがまだまだ厳しいものの流石の素性を十分に。’96のボルドー・グラン・ヴァンのましてやモンローズならば。
ただ、香りはやはりはち切れんばかりのカシスの塊に支配されておりましたが。
ブルゴーニュの選択肢4本からマダムはヴィンテージを優先され。偉大な’85はやはりそれなりに意味を放ち大振りな薔薇のニュアンスが。ヴージョを本拠に置くクリスチャン・コンフェロン、中々お買い得なオールドが見つかる造り手ではありますがヴィンテージによっては・・・・・・。
なのでこの選択は色々な部分で正解だったような。生牡蠣には抜群とはいかない相性でしたでしょうがお許しください。

           Sommelier R.Imamura