昨夜は穏やかな晩でしたが、日付が変わる頃に心洗われるシュチュエーションを。
・Ｓａｖｉｇｎｙ Ｌｅｓ Ｂｅａｕｎｅ Ｌｅｓ Ｆｏｕｒｎａｕｘ’９１ Ｓｉｍｏｎ Ｂｉｚｅ
東京へのてこ入れの為、ご夫婦がしばし離れての生活を余儀なくされておられるご常連さんは今宵が奥様のバースデイだったらしく２３：３０ごろのご来店に。
この晩も社内の飲み会があられたようで社長は、京都でマダムは東京。それでもしっかりと日付が変わった瞬間に連絡を取られるあたりに愛を感じさせ。ビジネスをご一緒にされておられるので、仕方が無いのをお互いにご理解されておられるのがまた素敵なことで。
こんな形でご利用いただけるのは、ありがたい限りでボランジェをもちろんサービスさせていただきましたがそれ以上にシモン･ビーズを男二人で飲み込むのもまた面白いものです。
日本人の私達から見るとフランスのワインの造り手さんのイメージは何処かしら華やかな印象が。ただ、実際は農業には変わりなくフランスでも日本と同じように造り手さんによってはお嫁さんの貰い手の問題は大変らしく。それとは無関係かもしれませんがこの造り手さんの奥様は日本人のマダムで。やはり繊細な感覚を持つ日本人の女性は勤勉さも含めてヨーロッパでも人気は高いそうです。
蛇足ではございますがこのビーズさんは中々のプレイ･ボーイだったと言うのもよくよく聞かれるのですが・・・・・・・・。
そんな部分とは、まったく絡み合わないのですが夫婦のストーリーにこじつけたこのサヴィニーを選んだのは何となくではございましたが。
次回はまたご夫婦でのご来店をお待ちしております。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
