Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お誘いいただいたのに

昨日のお休みは、少し前よりご常連のご夫婦にお誘いを受けており。某酒屋さん主催の”焼酎を飲む会”に参加させていただきました。シェフと邪魔ながらも長男の青龍も無理を言って。
何種類あったんだろう?16回目とのことで、毎年例えばあの森さんなども含めた手に入り難い銘柄も含めて飲み放題にて年に一度。嬉しいことに老舗の和食のお弁当までいただけ¥5,000−とは。しかもシティ・ホテルの大宴会場を貸し切り着席にて。300名くらいのお客様にも大満足の素晴らしい催しだったのだは。
青龍をしばし、ほったらかしながらも一通りはテイスティングさせていただきましたがワイン以上にたくさん飲んでしまうと辛いのは当たり前か・・・・・・・。ただ、子連れで酔うわけにもいかず当然思いっきりセーヴしておりましたが。
幾分、心に残ったのは屋久島だったかなあ?とてもエレガントな柔らかさを感じさせながらも薄っぺらさはないものがあった気が。
その銘柄はある良いどれのおじさんに、これが美味しいよ!物凄くきつい味やろ。と言われ試しに飲んでみたものでしたので。これまた失礼ながら、おじさんとは全く異なる印象でしたのも記憶に留まる一要因でしたが。
青龍はと言うと相変わらず絶好調で、言動にハラハラしておりましたが最後は会終了後のカフェで走りまわり椅子に口をぶつけ出血し、失礼させていただきました。
皆さんには、本当に申し訳ないことになりましたが個人的にはあやすふりをしながら気になっていた奥のワイン・セラーの中身を見るチャンスが。不届きな親ですが、ホテルさんのレストランのセラーに眠るワインには興味も。
セラーのサイズの割には本数は少なかったもののとても面白いものが数本だけ。
全て’82ボルドーでした。カロン・セギュールラグランジュ、レ・フォールド・ラトゥール。うーん、色々な意味で興味をそそられる。
ちなみに青龍は、赤十字さんの救急にて到着した時には「もう痛くない」とのこと保険証を持参している訳が無く、とてつもない請求額に慄きながらも後日の正規の額の支払いで対応させていただけましたが。
ご迷惑をお掛けした皆様にこの場をお借りして。失礼しました。

              Sommelier R.Imamura