祝日の土曜日は、やはりあまり芳しくは無く。
ですが、中盤からはご常連さんのご来店に追われながらもお相手が出来ない間隔でしたが申し訳無く。
こんな状況にも、意外なワインの出具合に驚きながら
・Chateau Gruaud Larose'92 St Julien
・Chateau Mouton Rothschild'93 Pauillac
・Gevrey Chambertin'99 Armand Rousseau
・Barbaresco'82 GAJA
・Krug Grand Cuvee
ボルドーの2本は、ご常連のドクターが。奥様のお友達5名を引き連れられご自身は一人カウンターにて、ボルドー・グラン・ヴァンのハーフ・ボトルを。ご子息の生まれ年の’92を試されながらも、やはりヴィンテージの問題か格の違いかムートンまでも。このランクでは違いが歴然でしたが、まあそれなりに。
こちら以降は、お一人の茨城からのドクターが。前回、ロマネ・コンティをラッキーにもご相伴されながらも酔われていたようで。今夜もお相手させていただきながら2本半を空けていきました。
ルソーのハーフは貴重なもののピュアな果実味が美しく。
’82は意外にも、甘みが強く変貌し’83からのイメージとはまったく異なる表情を。とてもセクシーで官能美に溢れスミレ香に、ざくろの酸味のアロマが素晴らしく。シェフの紺野くんのヴィンテージは相変わらずジェラシーを感じざる負えず。
最後にはクリュッグで乾杯でしたが、この後他でお付き合いいただきました。デュジャックとソシアンド・マレを楽しみましたが、私は酔いがまわって来ておりましたのでお先に失礼させていただきました。上手にご挨拶できていなかったような気がいたしますが、どうぞお許しください。もう一組のマダムも含めて、またのご来店にて今回のお詫びはさせていただくつもりにございます。
Sommelier R.Imamura