２４日の木曜日は、未だ苦しみながらもうれしいできごとが２つ。
１つは、ここのところ足しげく通って頂けるドクターの、お誕生日でのご利用。また、泣かせることに「プレゼントは何でした？」との問いに「物より大切な時間」
と答えて頂けて、ましてや私共をお選び頂けたことに心がグラグラと・・・・・。
記念日のワインは、このご夫婦にとっても思い入れあられる
・Ｃｏｔｅ Ｒｏｔｉｅ’９０ Ｃｌｕｓｅｌ Ｒｏｃｈ
グレート・ヴィンテージの’９０は、やはり確かに若さがしっかりと残るものの素性の良さに感嘆の気持ちも。ピュアな甘味とティピィカルな動物的な香りはエキゾチックで官能的かと・・・・・。そして、もう１つは半年前に開業されたドクターが、やっとのことでお越し頂けたこと。お忙しさと軌道に乗るまではと、随分間が
空きましたが、ついに「ぶどうの蔵に来ることが目標だった」とのお言葉を。待ちに待った、大切なゲストからの思いもよらぬ、お言葉に胸を熱くした私でした。この日はイタリア、トスカーナの巨大な造り手のファースト・ヴィンテージ
・Ｓｕｍｍｕｓ’８８ Ｃａｓｔｅｌｌｏ Ｂａｎｆｉ
シラーが混ざる、面白いこのテーブル・ワインは先のローヌのワインよりは複雑味
を持つ個性的な味わいに、興味を引かれこんな機会にもイタリアとは、お好きだなー！と改めて。また、１２月のワイン会のご予約までありがとうございます。
今宵は、もうお一人京都いや世界を代表する和食の料理人の、あの方が。とても長いお話でしたが、若い料理人には耳が痛いものの貴重な時間をありがとうございます。人と人との出会いは不思議であり、また大切なものかと・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
