Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’92’78

休日は祇園町のダイレクトメールのポスティング廻りを。その後は子供達と散髪に行って、その後の遅めの昼食やお買い物などで本当にばたばたと・・・・。店舗用の食材の買い出し等も有り慌ただしく。そして、本日のお昼間は人生初のバリウムと昨夜も21:00以降はお水だけに留まる形になりますので大変で。
バリウムは噂ほどの大変さは感じませんでしたが、電動ベットの上で表になったり裏返ったりなどが苦しかったですが・・・・。でも、何よりも問題だったのは相変わらず緊張しいで血圧が以上に高く 3度も測りなおしで看護婦さんにも”緊張してます?”と聞かれる始末で。40にしてお恥ずかしい。
そして、女医さんにはお腹のサイズを測っていただいたのですが やはりと言いますか完全にメタボを超えておりました。”見た目よりありますね”の一言も微妙に響きましたが・・・・・。
で先週末の完全にいってしまっていたワインは久々だよ・・・
・Cote Rotie’97 Clusel Roch
・Gewurztraminer’78 Eugene Blanck
・Macon Classe Cuvee Special Botrytis’92 De la Bongran

本日より7月のスタートですが、6月も変わらぬご愛顧を有難うございます。何とか辛うじての相変わらずの自転車操業ですが七夕と祇園祭の7月も変わらぬご愛顧をいただければ幸いです。
ゆっくりと動く週末、貸切状態でのお初のゲストには対応も難しく思われますが苦手なスタイルになると僕は生きないな・・・・・。
後半にかけてのドクターは、今宵は同窓会だったようで。もう せんど飲まれていたようですがお連れのマダムは、まあ口が・・・・。ですが、ここも腕の見せどころに為るものです 心開いていただくまでは辛抱ですが結局 気持ちよく飲んでいただくことも大切ですので。
珍しくローヌの赤でしたが、北のエリアの名醸のロティ。燻し銀の造り手のクリューゼル・ロックですが’97はまだまだ若さも感じますが、お隣のゲストからも声が上がるほどの香りの拡がりが抜栓時に拡がるパワフルなもの。これからの季節には、ややトゥーマッチなローヌの赤ですが熟成感がそのギャップを緩和いたします。
深夜のムッシュは、何時ものマダムにフラれた今宵だったようで。お付き合いの〆のワインでしたが、’78のブランのゲヴェルツトラミネールは残念ながらもうその命を全うしておりました。香りはあるのですが、正直楽しめない余韻に果実の甘味はもう残さないボトルで。
仕切り直しのボングランのボトリティス。期待も兼ねての貴腐ですが、お恥ずかしながら実は初体験のこのキュヴェ。世評は非常に立派な逸品なのですが、シャルドネの貴腐はこんな感じか?アタックが非常に柔らかく、あれ?でもありましたが徐々にその厚みがましていき。紫煙も上げながらの深夜は、うーん おっさん話ですね。またまたご一緒にお待ちしております。

         Sommelier R.Imamura