２０日の日曜日の特別営業はなかなか難しい営業となってしまいました。
とはいえ、ワインバーは、いつものお顔ぶれといった感で、
私自身も少しワインを飲み込み過ぎてしまった気がします。
本日も、
・Ｖｏｌｎａｙ Ｃｈａｍｐａｎｓ‘８４Ｍａｒｑｕｉｓ ｄ’Ａｎｇｅｒｖｉｌｌｅ
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｔｒｏｔａｎｏｙ‘７９ Ｐｏｍｅｒｏｌ
・Ｂｕｒｌｅｎｂｅｒｇ‘９９ Ｍａｒｃｅｌ Ｄｅｉｓｓ
少ない本数ながらも極上の造り手達の興味深い一本一本にのめり込むテイスティングでした。
ダンジェルヴィユの‘８４ヴィンテージは難しい生産年ながらも、お生まれ年の
ムッシュは初体験をなされるかの様な優雅な甘みだったのでは。
トロタノアの‘７９ヴィンテージはメルロのしなやかな果実味が熟成感と調和しこちらも大切な１本では・・・・・。
ところが本日は期待通りアルザスの特上のドメーヌ、マルセルダイスがやはりピノノワールも上手に造っておりました。リースリングやゲヴュルツトラミネールは次元の違いを表現するこのダイスは、寒いエリアでありながらも厚みのあるピュアな赤ワインもリリースしており、とても珍しいものです。ブラインドを試されたソムリエ寺林は、私の予想通りカリフォルニアのピノノワールと答えておりました。
私同様ゲストの意地悪は本日も冴えわたっており、簡単には答えを教えて貰えず苦戦しておりましたが・・・。
さて、２月も早いもので月末に向かっております。にぎやかな月末が迎えられれば幸いです。
Sommelier R.Imamura
