Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'00'97'91

f:id:Budounokura:20220923174341j:image

本日は、軽く二日酔いでしたが 昼食を取ると 落ち着きましたので ジョギングに。

丁度、雨もあがっていましたので若干重めの身体を揺らしながらの40分くらいかな?

で 昨夜の久々の抜栓は

・RossjーBass’97 Gaja

・Ca’Marcanda Promis’00 Gaja

・Aloxe Corton’91 Comte Senard

台風の影響があると やはり蒸し暑い。汗を感じながらの出勤ですが、店舗も取りあえずはエアコンを付けて。夜間は、涼しくなってくれれば?ですが雨の影響は如何なものかと。

6,000mlのイエローラベルをお引き取りに。その前に少しだけとはいえ、お付き合いいただけ 愁いは晴れるように。

ロッシバス、言わずと知れた イタリアの帝王の仕込む白ワインの ミドルレンジなのですが、このヴィンテージ’97のハーフが素晴らしかった。やや温度を冷やしすぎてしまっておりましたが、このシャルドネは 以前のムッシュには申し訳ないのですが上位キュヴェのガイヤ・レイのハーフの’99よりも 濃密で綺麗に熟れた味わいはトロピカルフルーツの感がたっぷりと。流石の偉大なヴィンテージの’97と言うことも反映されているのかも?ですが、いずれにしても今回もこんなハーフが3本だけですが手に入り幸運だったかと。

お時間に制約はあられましたが、赤ワインも少しだけ。折角なので、こちらもガヤのトスカーナを。前回のテイスティングでは、やや軽やかなニュアンスも感じられましたが 今回は少し落ち着きながらの 果実味の塊で やはりワインはボトルのバランスも非常に重要かと。6,000mlはタクシーさんまではお届けしましたが無事届けられたことを。

2ラウンド目は、こちらもかなりの久々でしたが 今では副館長さんですか 変わられないお姿ではありましたが、長いお付き合いになりましたので 直ぐに気持ちは落ち着くものです。シャンパーニュからのスタートに そう嘗てはNVのボランジェとはでしたが 最近はヴィンテージ・シャンパーニュしか仕入れていないので これも贅沢なグラス・シャンパーニュになります。その後の流れは先のガヤのプロミスを 堪能していただけたので タイミングも話題も尽きることなく。数年後は東京とのことでしたが、お気持ちは京都に置いて行かれてください!

3ラウンド目は、これもまた久々の深夜の若社長さんがた。両手に華の状態でしたが、お互いにお元気そうで これもまた安心いたしました。色々なお元気ではありますが。

ヴィンテージ’91のコント・スナール、やはり この手の熟れた味わいにも また ほっこりさせられる。特に深夜は、せめてこの段階の熟成を。

コルクが沈みかけるものの 無難に抜栓は叶い またピノ・ノワールは特に少し落ち着かせないと酸が纏まりません!何時も開いた味わいのこの前年の’90の偉大さに隠されてはおりますが 裏切らないバランスの良い酒質に 今宵は3度のほろ酔いで。

Sommelier R.Imamura

預かりものですが 嫁入りのようです

f:id:Budounokura:20220922174846j:image

本日は、筋トレで。かなりの暑がりですが、流石にこの2日はエアコンが必要無い 過ごしやすい秋風が。なのですが、またまた月末の請求書とともに家主さんからのものに 光熱費の値上げの旨が。まあなあ、致し方ないのかもしれません 世間的な流れからも ここまでは頑張ってくれたのでしょう。が 数年前の家賃自体の値上げが為されたので 少しこちらを交渉したいのだが・・・・・・。

で 存在意義自体を問われるような?ですが・・・・・

画像は、店舗の大型ウォークイン ワインセラーですが 確か6,000mlだったかと?箱自体は随分大きいのですが9,000mlかもしれませんが ちなみに手持ちのポメリーのグラン・クリュ’89の6,000mlとのサイズ感と同じくらいですが緩衝材が沢山入っているような?です。

これはお預かりの未亡人ですが、勲章を授けられた顧客のお祝い用でしたが コロナ禍でホテルさんでの宴会用で持ち込まれたものの宴が流れた形で僕の所へ。

まあなあ、顧客の方なので一つ返事なのですが まま 当然ながら僕の店舗では流石にお人数的にも難しいでしょうから仕方ない・・・・。

可能でしたら2次回でもご利用いただけましたら幸いなのですが、流石にこのサイズのものを簡単にお預かり出来るセラーをお持ちの店舗さんも中々ないでしょうから。

とは言え、僕のところも パンパンのワインセラーですが これが出ても大して余裕が生まれる訳でもなく 相変わらず お売りするほどのボトルが鎮座しておりますので また台風か・・・・ですが よろしくお願いいたします!

Sommelier R.Imamura

嫁入りのシャンパーニュ'74

f:id:Budounokura:20220921175534j:image

本日も ジョギングを。涼しくなったのは嬉しいのですが、週末にかけて またまた不穏なお天気の様子に 何とも世知辛い・・・・・。

で このクラシックなシャンパーニュ

・De Castellane Cuvee Commodore’74

毎日毎日、世界だけではなく 日本でも様々な事件があるなあ・・・・。

新幹線に飛び込むか・・・・。国葬は、個人的には必要ないかと・・・・。ですが、焼身は出来ないなあ・・・・。だからと言って 他の方をナイフで刺すことも出来ないなあ。そして、プーチンは 行き詰っているのか?ただただ、制裁をしているのは西側諸国で人口的には15%しかいないと言うのも 冷静に考えると世界はどうなっていくのかは解らない・・・・。

そして こちらも嫁入りです。中々、このヴィンテージは見つからない。ですので、見かけて 可能な範囲のコストであり 理解出来る生産者のキュヴェであれば 仕入れをトライしたいのが本音です。ただただ、このヴィンテージは 福岡のドクターからのお探しの依頼もお伺いしておりました。おそらくは、ブルゴーニュの赤かな?と想定しておりましたが 奥様のお誕生日とのことでしたので そのワインの格とタイミングを鑑みると こちらを一応ご確認を経て。

タイミングが合えば 他の方へのセールスも有り得ましたが、これもまた一期一会のボトルですので。まま、とは言え現実には僕のセラーの手持ちのワインたちは ほとんどが そんな銘柄ばかりにはなりますが。

お探しのヴィンテージがございましたら、是非ともお問い合わせいただけましたら幸いです。

Sommelier R.Imamura

葉巻

f:id:Budounokura:20220920180750j:image

台風一過で 過ごしやすく。結局、やはりと言いますか京都は何事も。関西は和歌山からの上陸じゃないと大きくはならないよ!とは言いながらも、兎も角何事も無かったので言えることですが。しかし、京阪電車がとまってしまうと 気持ちも萎えてしまいます。ですので、昨日は お休みをいただいてしまいました。まあ、お電話もなることも無く ご予約も無かったので。ですが、連休の最終日でしたので 皆さんもゆっくりとされたのでは?ですが、経営的には 悩ましいもので。

まま、取りあえず昨夜は 自宅でAmazonプライムにて映画鑑賞に長めの半身浴と ゆっくりとはさせていただけましたので 今週は動きがいただきたいものですが。

画像は、葉巻の入荷分です。

どれもしっかりめのサイズ感で、じっくりと紫煙を楽しめるハバナシガーです。1種のみはドミニカ産ですが、ままこのオーパスXは もう既にハバナと言っても良い品質ですので。

ですが、今回は よりいただきたい銘柄が分けていただけなかった・・・・・。

ワインもそうですが、様々な影響を受けて葉巻も トップ銘柄で有るほど手に入らなくなっております。ですので、こちらも大切に火を付けていかなければなりませんが まま手に入る限りは。とは言え、悩ましいのも自身消費が半分くらいはあってしまうこと。色々と食事の制限はしながらも ワインとともに この葉巻を身体に入れてしまうことは負担が色々な意味でも・・・・・。

やめられませんが。

Sommelier R.Imamura

プロヴァンスの贈りもの

f:id:Budounokura:20220918172016j:image

本日は、筋トレを。報道は激しく煽っておられますが、取りあえず京都は今夜か明日からでしょうか?とは言え、人命最優先ですので致し方ない。

で 昨夜の 本当にこんな時の為に

・Bourgogne Pinot Noir’90 Charles Noellat Heritage

・Coteaux d’Aix en Provence’00 Chateau Vignelaure

・Le Brun Servenay Grand Cru Vieilles Vignes Extra Brut’11

法要で京都に戻られた ご兄弟にてのご利用に感謝の気持ちです。

久方ぶりの再開だったかと思われますがお邪魔をしてしまいましたが、紫煙を上げる素晴らしき瞬間でもありました。ただなあ、葉巻のストックが減っていた オーパスXがあったから良かったですが コヒーバとトリニダド のみと言うのは何ともやりすぎかと・・・・・・。

最初は、じっくりとブルゴーニュにて でしたが再会のノエラのAC’90は、危惧した唯一の難点が。前回の仕入れのボトルは完全にオリジナルの状態でしたが、今回のボトルはリコルクが施されており。味わいは、’90の熟成感はしっかりとあるものの コルクへの浸透は全くで 昨夜は良かったものの 先日お届けした方がご満足いただけたか?それが少し気掛かりですが・・・・・。

この晩の為に、確実に15年ほど出番を待っていた!そんなボトルでした。ピータ・マイエ、どうやら 知る人ぞ知る有名な作家さんのようで。まま、このボトルを仕入れた際に ワイン商の方にしらされましたが そう映画”プロヴァンスの贈りもの”と言う作品の作者であり またこのシャトー・ヴィネグローが使用されており まま彼の所有するシャトーと言うのでもあるのですが。そして、そのシャトーを訪問された お兄さんが話題にされたことが2本目の抜栓に繋がりました。勿論、この瞬間を見逃す訳がなくお勧めするに至るのですが コトー・デクサン・プロヴァンス、正直中々ご指定などは僕のカウンターではこんな機会が無ければ無かったので。また、この映画は リドリースコット と ラッセル・クロウの まあ当然のように上手く作られた作品です。ボルドーブルゴーニュシャンパーニュなどとは異なる牧歌的なプロヴァンスの世界観も楽しめるものですので お勧めですが。ワインも勿論20年の熟成を経て 複雑な味わいを施しだしたものですが先の銘醸ワインたちとは異なる素朴なスタイルかと。

葉巻の紫煙はもくもくで 〆はシャンパーニュを。ぐっとオールドと行きたいところですが ここはぐっと抑えて若いながらもヴィンテージ・シャンパーニュで気が付けば。

なんだかんだとの3本のボトルになってしまいましたが、結局、僕と弟さんにて開けたようなものでしたが まま そのあたりはご理解のあられるご常連さんかと。飲みすぎと言われれば 否定はしませんが。

次回は葉巻をもう少し潤沢な状態かと思われますが よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura

トスカーナ ヴィンテージ'98×2

f:id:Budounokura:20220917171759j:image

本日は、ジョギングを。

その後は、台風対策を。バイク2台を転倒防止に 薔薇の鉢植えを移動させて。それにしも3連休の台風か・・・・・。もうなあ、お休みは皆がずらせるようにならないものだろうか?ビジネス的には影響が有られる方は少なくないだろうし。とは言え、被害が無いことの方が大切ではありますが。

で 久々の抜栓でした

・L’Emacchiole  Macchiole’98

・Merlot’98 La Braccesca

たかだか25年ほどの段階ではありましたが 腕が鈍っております・・・・。

どちらのコルクも美しい抜栓とはいかない情けないもので。

マッキオーレのヴィンテージ’98、コルクは辛うじての状態で抜き切りましたが 程よく 液体の浸透でボルゲリの優良な造り手は、ほんの少しのカベルネ・ソーヴィニヨンブレンドして サンジョヴェーゼの愛らしきキャラクターにエッセンスを。明らかにスタイルは、トスカーナのものですが やはりですね2本目に移行する流れとしてはスムースな質感かと。

メルローの同じくヴィンテージ’98ですが、こうやってテイスティングをすると 国際品種になるのも解る重厚な味わいで。勿論、熟成も相まるのでガチガチの味わいではないのですがヴォリューム感を求めると流れが見えてきます。

このクラスになると もうボルドーの左岸のそれと 見まがう酒質かと。

久々に紫煙まであげてしまい 相変わらずのおっさんトークでしたが、気が付けば失礼ながらも比較的まだ若い僕たちはともに下の方の癌のサバイバーでした。蛇足ではありますが。

Sommelier R.Imamura

テレビにシェフが

f:id:Budounokura:20220916182127j:image

本日は、筋トレを。自室の窓からベランダの薔薇の鉢を眺めながらなのですが、4季咲のイングリッシュ・ローズが またまた咲いておりますが週末からの台風の影響は風で出ております。被害にあわないように移動をさせて対策を初めておりますが、今回はちゃんと対策をしなければならなさそうですか?

その後は、もう神頼みなのですが 有酸素をジョギングに変えたので最近は稲荷山に登っていません。なので、トライアンフに乗りがてら お参りに。修学旅行のお坊ちゃん方が多いですが 僕にもご利益がいただきたい・・・・・。

で 昨夜はテレビに彼が

税理士さんと 決算の作業をこなしてから ため息交じりにNHKを見ていると 何処かで見たような 特徴的な頭の彼が。

えぇとこ なる関西ローカルなのかな?ですが、NHKプラスでも再度確認できましたので 10分くらいは登場する 嘗ての同僚のイタリアンのシェフの登場に 思わず眺めながら。それにしても別嬪さんの女優さんとのやり取りもあり 羨ましい限りでしたが 畑でのシーンでしたので マスクいるのかな?でしたが。

いずれにしても このご時世でも頑張っておられる まま後輩にあたりますが 元気をいただきました。またまた、ネタにはなりますが お話もしたいものです。

画像は、シャンパーニュのハーフボトルにて。基本的には、もうほぼほぼ シャンパーニュのノン・ヴィンテージの手持ちは無いのですが この2本のハーフは やや熟成を経たボトルで ある意味では希少なものかと。ペリエ・ジュエは、現在は市場には流通していないようで 数年ではありますが 寝かされたボトルです。ハーフですので より熟成感は感じられるかも?で。

クリュッグのハーフは、これまた 一段と寝かされており 確実に10年くらいは熟成を瓶にて既に。まま、売れ残りとい言ってしまえば ですが 久々のこの 最上のメゾンの市場価値を検索すると 中々の異常なプライスに 慄くのですが まま 世知辛い世の中でもありますので。〆のシャンパーニュになるのでしょうか?

Sommelier R.Imamura