Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ白'00'92

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本日は、ランニングを。若干の酔いは残っておりましたが、まま 少しゆっくり目のスタートで。

半身浴ではNHKプラスで、バタフライエフェクトを。今回は世界が繋がるなる内容で、運河からトンネルでケーブルからファイバーまで。なのですが、その中でも黒部ダムの完成時に作業員の方々の祝杯のシーンで樽では足りずに一升瓶が渡されラッパ飲みをされたとの。生涯1の味わいだったとのことですが、これはこれで またそんなシーンも素敵だなと。

で 月末にありがとうございます

・Meursault Genevrieres’92 Michelot Buisson

・Chassagne Montrachet Les Chenevottes’00 Michel Niellon

珍しく週頭からのお電話の重複にテンションを上げて。

社長は社長を呼ぶ。まあ、お付き合いの範囲での中ではありましょうが この方々の経営者の会でも未だお越しいただけていないワイン・ラヴァーがおられたので 是非とも今後とも。他の方のお越しのお時間が迫るのですが、まあワイン選びは最大の楽しみのひとつでもあります 結果は最初はビュイッソンのジュヌヴリエール。’92のブルゴーニュの白と言うだけでも 期待値は高いのですが 流石に最近は赤は見かけますが白はねえ。コルクのトップの黴の状態からしても完璧で テイスティングするまでもなく。

濃密で照りのあるシャルドネの熟成は、先ずは最初の信頼感は得られたのかな?のゴージャスなスタイルで。こののち、だらだらとなるのが常なのですが 後2本の抜栓は明日にでも。

コロナ禍を挟んでなので、4年ぶりだったらしいです。現在は、カリフォルニアからロンドンに居を移されておられるようで スーパービジネスマンは奥様も大変だなあ?

移転に伴いフェラーリのカリフォルニアは売却されたそうで、今はまさか アストンか?

お連れのムッシュがセレクトされた こちらもブルゴーニュの白の シャサーニュのシュネヴォット。’00ですが、幾分進んだ味わいは想定しておりました。このあたりのブルゴーニュの白の難しいところでもある ややピークを越えた味わいのものが多く存在することも理解はしておりますが、味わいは香りの要素よりは まろやかに熟れており 以前の同銘柄の’96よりは 優等生で。

併せて、カウンターバックのフュミドールに目ざとく。海外の方は、そうね こう言ったゆっくりのお時間には葉巻が必要な方がおられるもので。アメリカの方は、やはり キューバ産を セレクトもアップマンだったことも らしいなあ?と。何時ものムッシュには、ドミニカながらも オーパスⅩで これまた贅沢かと。葉巻の調達が また必要になってきた・・・・・・。

そうねえ、悩むんですよね ブルゴーニュの白を選ぶときの ムルソーなのか モンラッシェ・エリアなのか?はたまた シャルルマーニュなのか?とは言え、今宵のこの2種の比較は ソムリエ的にも 堪能に値する楽しき時間でも。

とは言え、やはり人気の生産者と言いますか 若い銘柄のほうが 価格は少しお高めで。とは言え、個人的には 少しでも熟成を明らかに感じさせてくれるオールドが好きだ!

Sommelier R.Imamura