Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ ブラン'87

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本日は、筋トレを。多湿な京都は、過ごしにくい季節ですが 自宅は まだですが店舗は夕方は軽くエアコンを。陽が落ちますと、昨夜も窓を開けての過ごしやすい時間帯も。

梅雨の間にトライアンフのエンジンを蹴り上げて風を感じたのですが、バイクもなあ 素敵で希少なものが京都も走ります。ハーレーのパンヘッドか 48年から50年代のものなので 僕のトライアンフの’66からしても もひとつ希少でオールドです。ご多分に漏れずですが 現状の市場では クラウンの新車が買えます・・・・・。

まあ勿論状態にもよりますが、大人な走りをされているかと思われますが まま 個々の世界にも愛でる心の有られる方の存在は頼もしい限りです。でもなあ、ちょっと異常な価値観では有るかもしれませんが・・・・・・。いかにもなチョッパーでしたが。

で ご夫婦別々ではありましたが

・Bourgogne Chardonnay’87 Paul Garaudet

インバウンドか、本当にそこばっかりで よろしいのでしょうか?まあ観光地の京都のしかも伏見稲荷祇園界隈となりますと ど真ん中なので仕方ないのかもしれませんが まあほぼほぼ海外の方々が8割の歩行者です。そんな風景を観光の海外の方々も見つめたいのかな?日常に溶け込んだ日本の京都の らしさを感じたいような気がしますが。綺麗事ではありますが、コロナ禍前にも感じたことですが まあ仕方ないかなのかな そこに賭けておられる方もおられるのも確かなのでしょうから 清水さんの参道のお土産屋さんはしょっちゅうメディアに出られていましたので ここのお気持ちも理解は出来ますが。問題定義すら何時も後回しですが。

先日の奥様のお越しに続いて 旦那さんも。何ともねえ 有難いです。ご心配もお掛けしておりますが、まあ 愚痴っぽくもなりますね。ただお話が出来るだけでも 非常に救われる瞬間でもありました。

テイスティングをしようとも感じていた’87のポール・ガローデ。珍しく複数本のオールド・ブルゴーニュの白が取れたので より難易度の高いシチュエーションにての抜栓を可能にするための 抜栓でもあります。コルクは、オリジナルの程よい熟成感で 香りを拾うまでもなく 期待を感じさせる色調にブーケが。

味わいは、ちょうど想定をしていたレンジのもので 欲を言えばの余韻の短さと甘みの弱さに やはりなあ!ではありましたが。まま、そのあたりは 価格の問題もクリアしなければのものなので ジェネリックの姿がそこにありました。とは言え、時として 素晴らしくとろける味わいのものに出逢うこともあるので こればっかりは。

まま、このテイスティングを経て 何方に またどんなシーンでの抜栓が相応しいかが ソムリエとしての判断にもなります。また、数本の手持ちの中で その状態の落ち着きで だんだん よりポジティブな味わいに感じられるボトルの登場を期待もするのですが。まま、ターゲットはおられますよ!

Sommelier R.Imamura