Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ'01

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本日は、散髪へ。時間いっぱいまで筋トレをこなしてから、トライアンフで。エンジンさえ順調に掛かれば風にあたりながら颯爽と15分ほどでしょうか。昨夜から意外に秋の気配を感じさせる気温にもなり 陽射しさえなければ本当に気持ち良い瞬間も。

20年以上のお付き合いになりますが、相変わらず痩せないなあ?と散髪屋さんには言われますが やはり食べているのだろうなあ・・・・・・。

で 昨夜は ひょんな出逢いにもなりましたか?

・Pommard’01 Germain

・Santenay La Comme’01 Charles Noellat Heritage

雨は落ち着いておりましたが静けさは変わらず。

扉を開けられたのは妙齢のマダムでした。

ブルゴーニュピノ・ノワールを。とはっきりと そのご意向は伝えられましたので 選択肢は沢山ですが ままグラス対応で何が良いのだろう?と悩ましさもでしたが 取りあえずは’01のジェルマンのポマールで如何かな?でした。

1点だけはネガティブな情報も有りますが、酒質は素晴らしいボーヌの優良な造り手だった・・・・・。

ボーヌのエリアでシャトー・ショレイの別ラベルでも素晴らしいものを沢山仕込んでおられた彼の このエチケットでのポマールは珍しいボトルになるかと。ふっと香る熟成のニュアンスがエレガントで 飲み頃を感じさせる 素晴らしい逸品なのですが。

どうやら 会話に華が咲いた?かな。名古屋からの気分転換にご主人とだったようですが どうやら夕食時にトラブルが有られて おひとりでホテルさんでのワインでは物足りないとのご意向での意を決してのお越しだったようで。そのお陰で2種目のブルゴーニュへと。

どうせなら’01で 楽しみをもうひとつ と言った流れにて。シャルル・ノエラのヘリテージ・ラインのサントネイ・コム。ポマールからだと格としては下がってしまいますが このノエラのプルミエ・クリュは侮れない淑女の姿で。

ポマールほどの密度はないものの 酸のバランスの良さにより 繊細な味わいを感じさせられます。まま、後半は幾分お互いに酔いも感じられておりましたが。

これに懲りずに良きご縁となりましたら幸いです。

Sommelier R.Imamura