Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'05'95'78

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変わらない休日を過ごしましたが、運動は 可能な限り 目一杯。伏見稲荷の山の上部では 気持ち良い風もあり 待ち遠しい秋の爽やかな季節を。

8月も苦戦続きは、こちらも変わらないのですが 本日で終わりますか。9月も引き続き楽観の要素はございませんが 是非とも少しずつの緩和も見え隠れですので よろしくお願い申し上げます。

で 先週末の やはり ご常連様のお越しが全てかと

・Chateau Calon Segur'95 St Estephe

・Chateau Calon Segur'78 St Estephe

・Jacques Selosse Version Originale Grand Cru Extra Brut

・Echezeaux'05 Daniel Rion

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このご時世です、お電話をいただけ お人数は4名様でも その気持ちの準備も可能ですので本当に助かります。こちらのムッシュも受章されていましたか。そうですね、業界に多大な貢献をされたのは間違えないお方とも思われます。お元気な 会長かと。

こちらは ボルドーである事は変わられません。もうねえ、五大シャトーは もうこの手の価格である事は何度も。ですので、ここ数年はこの シャトーの抜栓が こちらには増えられたのもご理解いただけているかと。ヴィンテージ'95の ご所望に 偶々のお連れの社員の皆様のヴィンテージをお伺いする流れも有り 手持ちにこの'78も有ったことが ままヴァーティカルでの抜栓の機会を。まま、お人数が4名と言うこともありボトルが2本なのも まま当たり前かも?ですが こう言った流れに乗っていただけるのも粋な会長さんのお人柄かと。最終には、やや 値切られてしまうものの それはそれで。また、この比較がワインの本質に近づく意味の有るテイスティングにも。好みは、それぞれでしょうが まだまだ若さすらの充実したポテンシャルのヴィンテージ'95と 正に しなやかな飲み頃の極みの'78と 共に偉大な作柄のボルドー最北のハートのシャトーで。

こちらはお電話はいただけなかったものの まま 営業をしていることは この つぶやき 等のご確認と また こちらは本当の意味での特別な顧客の方ですので その手のアプローチは省いていただいても。何にしても足はこちらには向けられない。

シャンパーニュは、もうトップの造り手へと昇華した セロスですが ヴァージョン オリジナーレ。グラン クリュの逸品ですので 当然素晴らしく デゴルジュの記載が 2018でしたので 僕のリストの中では この売りは やや弱いものなので記入しておりませんでしたが 若いながらも その こくの出し方は流石のアルティザンかと。

お連れのマダムのお疲れを他所にブルゴーニュの赤まで お付き合いいただき この月も何とか何とか生き延びる後押しに心より感謝いたします。

ゴージャスかと、ヴァーティカル'05の グラン クリュのエシェゾーは やや早いのは当たり前ですが そのポテンシャルをはっきりと感じさせる 複雑で濃密な繊細な果実の塊は やはり素晴らしい。少し酔いましたが このクラスの逸品を機を見てテイスティングさせていただけることもまた ソムリエ冥利に尽きます。何時もながら 心より ありがとうございます。

Sommelier R.Imamura