Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

恋人達!ヴィンテージ'83

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休日は 久々に次男と お風呂に。少し心も緩むのか お父さんは 夢ってみる?との。まあ、おっさんは 仮に見てても 忘れてるんだ!と。何が言いたかったかと問うと、まま デジャヴについてでした。何か見たことあるんだよなぁ〜 と言う 12歳は まだまだ 可愛いもので。

で 先週末の 2月らしい 極上は

・Chambolle Musigny Les Amoureuses'83 Comte Georges de Vogue

2月の スタートは 静かながらも 素晴らしい顧客のお越しに 華やかに。

ここ数回のお供のお嬢さんは ヴィンテージ'97など う〜ん やや 僕の ワインリストの中では やや 手強い若さで。まあ、無いわけではないのですが 本質的には 今宵のヴィンテージ'83 このくらいの方が 得意と言うと 失礼かな?ですが まま こちらの ドクターは 毎度ながらも甘えさせていただき。他の選択肢としても 同じアムルーズの ジャドのものと、シャンパーニュの サロン と ドン ペリニヨンを 勿論 全てヴィンテージ'83 にて。ご愛嬌の ラターシュの3,000mlは 勿論 却下なのですが。

そして お選びは 久しぶりの コント ジョルジュ ド ヴォギュエの 恋人達を。液面は ジャドのものと 比較すると やや 下がり気味でしたので やや リスクは あったものの 心躍る銘柄であることには。

ですが コルクがねえ、スルスルと落ちていき。ただ、リフターで 綺麗に引き上げられることも これも多少の技術がいりますが まま 当たり前か。ワインの方は 香りの立ち上がりに 幾分進み気味の ものが有ったのは事実なのですが 当然ながらの 余韻と 中盤にも 甘みは残り 流石の部分と すれすれのシリアスさも 感じさせられる ノスタルジーも。

ドクターは この辺りには 比較的ポジティブなところも 有られ この恋人達を まま バレンタインデーには フライングでしたが。

おまけに 価格がなぁ、やや 予想を上回っていたようでしたが リストのご確認をいただき 事なきでしたが すみません!またまた 心より お待ちしております!

よろしくお願い申し上げます。

Sommelier R.Imamura