Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’09’03’96’92

本日のお昼間も 愛犬の お散歩に。明らかに 涼しくなっており Tシャツでは 冷えるので セントジェームズの 長袖にて。
その後は ゆっくりの 週なかばの シェスタでした。テレビは 市場の 移転の話題で 終始しておりましたが。
で 昨夜の 最終は しゃっくりが・・・・・
・Pommard'03 Didier Montchovet
・Chateau Moulin Richet'92 St Julien
・Lancaster Reserve'96 Alexander Valley
・Chardonnay'09 Ramey Russian River Valley

秋の夜長の ゆっくりを 過ごしておりましたが、油断大敵とは このことで。
記憶には 薄れておりましたが どうやら きっと10年ぶりくらいでは?もっと 年配の方だったのでは?とのことでしたが 紐解くことは やや時間もかかりましたが 北海道からの 女医さんは ダイレクトメールも 長くお届けしており あの お坊さんもご紹介いただけており。
有難い限りです。ワインは どうやら ブルゴーニュシュヴァリエの 会にご参加のようで、ブルゴーニュのヴィンテージ'03に ほんの少しの思い入れも。僕の手持ちでは かなり限られておりますが 他の選択肢からも ご覧になられた上での やはりの'03にて。
近年の 評価の高さに 価格も 中々の 上昇のようですが 確かに このポマールも 素晴らしい 南のエリアの 果実の塊で。香りの立ち上がりも 優雅なもので ヴィンテージ'03の 焼けた年にしても 非常にエレガントに。
深夜にかけて 珍しく 男性陣にての 社長さん。
以前の ゴタゴタにも メゲズのご利用に感謝いたします。ご接待のご様子は カリフォルニア好きのゲストでしたが 今宵は お疲れのようで リクエストは 柔らかい赤ワインを。では ブルゴーニュかな?でしたが それでも やはり カベルネ ソーヴィニヨンの ご希望だったらしく 結局ボルドーの 熟成に。
格付け2級の シャトー レオヴィル ポワフェレの セカンドの シャトーヌフ ムーラン リシュは ヴィンテージ'92で かなりの しなやかさに 到達した ある意味では 難しい作柄のもので。ですが 個人的には そんな お疲れの晩には こんな トリュフ香る 優しいボルドーも よろしいかと。
2本目は では カリフォルニアにて。そこでも 少し バランスを 取るヴィンテージ'96の カベルネ ソーヴィニヨン主体の このアレクサンダー ヴァレーの 逸品は 実は今宵のご気分に ぴったりだったようで。やはり カリフォルニア好きは 何処までもですか?ただ、この ランカスター リザーヴは かなり ボルドー寄りの スタイルですが。
そして〆は 白ワインに。もう余り考える 要素も・・・・。でしたが ルシアン リヴァー ヴァレイの レーメイを ここで。相変わらず 流石の 濃密にして 洗練された 酸の美しさは この造り手の ポテンシャルの高さを。何だかんだと飲み込んでしまう 旨味かと。
実は 社長は もう ハーフぐらいは 付き合えるとのことでしたが 僕は 珍しく しゃっくりが。情け無い限りですが 今宵は ここまでにて。
非常に失礼いたしました。
今宵も よろしければ お待ちしております!
Sommelier R.Imamura