Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

禁断のイケム’54

本日のお昼間もジムに。
昨夜の葉巻の影響が、筋トレに現れますが 特に腹筋が辛いです!なのに 内臓脂肪には 効果がありませんが・・・・。
で 昨夜の 禁断のイケムは
・Andre Beaufrt Brut'90
・Puligny Montrachet'95 Leflaive
・Muersault Limozan'80 G.Michelot
・Chambolle Musgny Feuselottes'85 Christian Confuron
・Coton Clos des Fietres'80 Emile Voarick
・Chardonnay Olive Grove'94 D'Arenberg Australia
・Bourgogne'66 Camille Giraud
・Chateau d'Yquem'54 Sauternes

非常に苦戦中の4月の後半戦ですが 関東からの顧客の皆様に 首の皮を繋げる晩に。
東京からの 顧客の皆様は、アペリティフを兼ねて17:00からの 和食の名店のご予約に 備えて。
以前もお持ち込みをされるワインの 持ち出しをなされましたが 今回も。
シャンパーニュからのスタートは、より自然に自然に。そんな造り手の 彼の '90からと言うのも非常に贅沢かと。やわらかい泡に 蜜のニュアンスが 夕日の映えます。
もはや 高嶺の花の印象のルフレーヴですが 香りの広がりは 熟成感を得て 抜群です。ただただ、ここに余韻の穏やかさが 格の村名を表現する 愛らしさも。
ここからがお持ち出しで ミシュロの ムルソー・リモザンの’80に クリスチャン・コンフロンのシャンボールのフセロット'85に エミール・ヴォアリックの グラン・クリュのコルトン’80までを。
あの和食のカウンターに これだけを持ち込まれるので やや 問題は有るかもしれませんが それだけ 関係があられるのでしょう?いずれにしても 本当にワインをお好きな方は 確かに あのお料理人さんのお料理に このクラスの 本当の熟成を合わせての機会も望まれているのも理解出来ます。
第二ラウンドは、こちらも東京からのムッシュは珍しいお時間で。
白のリクエストですが やや ひねた感の味わいにも理解が有られた記憶なので オーストラリアの 以前の印象があった銘柄を。ですが 意外にも 綺麗すぎる 結果的には素晴らしい味わいのミルク感すらも 感じられる 濃密な逸品で。日頃の行いですかね?

第三ラウンドは、横浜からのお初の。面識はないのですがワイン商の方からのご紹介のようで 非常に貴重な機会を。
ヴィンテージ'66ですが エチケットも半損で ヴィンテージも欠損の お初ながらも信頼いただき感謝いたします。
若さすらの偉大なヴィンテージでは、ACですら その存在感にひれ伏します。淡い質感ながらも 優美なピノ・ノワールの味わいに 本当にワインをお好きな方々の 存在をここにも感じさせられます。

〆は マダムをお手洗いに 促されながらの お支払いを済ませながら。
禁断のヴィンテージ'54の貴腐の最高峰ですが そうですね そろそろ 時効かな?なので。
'03にリコルクを為されたボトルですが 目減り分を足していない 本当のオリジナルで。
とろける琥珀色の液体は 当然のように紫煙を求める気持ちを高揚させます。贅沢の極みの 非常に希少なヴィンテージですが やはり求めておられる方はおられます。
関西圏からの 本当のワイン通ですが そうだなあ 海外の方々のお越しも 大切ですが やはり このような日本の 特別な顧客の方々の 京都へのお越しの 場所の確保を 行政も含めて 大切にしていただきたい!行列店ばかりを 支持されずに!
Sommelier R.Imamura