Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

テイスティング’13’03’99’96’94’92’89’83

本日のお昼間もジムに。昨夜は 酔いましたが 少し無理をしての筋トレですが 何ともです。
で 昨夜のテイスティングの 晩は
・Volnay’83 Henri Voillot
・Riesling’13 Robert Weil
・Auxey Duresses’94 Elina Eugene
・Blnac de Lynch Bages’96 Bordeaux
・Savigny Les Beaune’99 Antonin Rodet
・Chateau Gruaud Larose’92 St Julien
・Cote de Rhone Mon Coeur’03 J.L.Chave Selection
・Hermitage Blanc’89 E.Guigal

土砂降りの晩に カープの不甲斐ない結果に げんなりの晩でしたが 東京からのワインラヴァーには 関係ないか。まま、グラスで数杯でしたが またまたのご機会も。
深夜の 何時ものムッシュは 今宵は若い ソムリエ候補の方も引き連れて。両手に華の状態は まま ですが 中々贅沢なテイスティングの内容で。
若いなあ、25歳か ですが 遅れて来られることなので それまでは アンリ・ヴォアイヨの ヴォルネイの’83を 赤では 正しく今宵の中では最上だったのも当たり前か。村名の 穏やかな線の細さもございますが コート・ド・ボーヌの 果実の膨らみは そこはまた 素晴らしく。余韻の優雅さも流石の味わいかと。
ヴァイルのリースリングは、これが 通常の 意味合いでのテイスティングかな?
先週末に抜栓した オーセ・デュレス’94も 味わいはスリムに為っておりますが 香りは抜群の シャルドネの 存在感で。
そして シャルドネだけではなので 当然のようなソーヴィニヨン・ブランも。’96のランシュ・バージュの白も 軽やかに樽のニュアンスも 複雑に。
生ハムを大量に切り出しましたので ここからが赤に移行ですが 先ずは サヴィニーの’99から。ここでも 現実的な飲み頃でも有るのですが。
ボルドーも ’92の ハーフのグラン・ヴァンも その熟成感と ヴィンテージのキャラクターが はっきりの 2級格付けも。こんなアイテムも使い勝手が よろしいかと。
ローヌの 妖艶さも欲しいところなので モン・クールも。’03は 随分開いて 硬さが解れて 明らかな 獣の香りが 比較対象としても 意味深く。
〆は 白のローヌの熟成に。’89のエルミタージュですが これもまた 飲み頃のエルミタージュ・ブランの手持ちが無くなってしまった。そっけない ギガルの エチケットですが その熟れたマルサンヌ・ルーサンヌの 豊満な膨らみに ナッツのニュアンスは 非常のゴージャスで ここが白の 本当の意味での飲み頃で 酔わずにはいられない 素晴らしき 今宵の 最後の1杯かと。
ささ、今宵も 三日月が美しく。祇園町の 四条東大路の交差点を眺めながら お待ちしております。
Sommelier R.Imamura