Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ニュージーランドの’96

休日は相変わらずの運転手で。日が沈むのも 非常に早くなり スタートが遅い我が家は 伏見稲荷と 東福寺の異常な観光の方々の数に 時間も奪われ あっという間に暗くなり。まま、この時期は致し方ないのですが それにしても 昨年からの伏見稲荷は 凄い人気だな。肖りたいものです・・・・・。
で 先週末の深夜の歯科医は
・Sauvignon Blanc’96 Cloudy Bay

静かな週末に 難しい戦いは相変わらずですが どうやら この晩は 歯科医の学会が有られたようで。先日の 眼科の学会に比べると その差異は否めませんが それでも何となく思い出す 女医さんの歯科医の方は今宵は彼氏をお連れで。院長さんなのですが 若いまだ研修医の彼氏でしたが 将来を嘱望される方でしょうから これをご縁にと切に。
男性陣は結局はお三方でしたので グラスのソシアンド・マレ’04は 気が付けばでしたが 色々なお話も 興味深く 立場変われば と言うそれぞれの思惑も。
また、深夜の もう片づけも ほぼ?のダンかいでしたが こんなお時間のお電話は あの歯科医で。まま、同級生でもあるので 何時もながら 偉そうにお話をするのですが 僕とは比較にならないくらいの やり手の先生なので 失礼ばかりではありますが お許しを。
今宵は何時もながらの白ワインでしたが どうやらニューワールドの銘柄をおっしゃられ。まま、カリフォルニアか?オーストラリアか?チリか?でしたが ニュージーランドの ソーヴィニヨン・ブランへと。解りますけど マールボロの 優良な造り手の このクラウディ・ベイですが おそらくは 最も有名な造り手でもあるでしょうが?意外にご存じではなかったようで。また、これはギャンブルでも有るかと思われますが?のクリーンなソーヴィニヨン・ブランの20年熟成ですね。ステンレスで早飲みの 印象の この造り手ですが 熟成自体は非常に綺麗に 進んでおり 意外にも照りもしっかりで期待も。ですが、香りはやはり その素性をはっきりと感じさせる 若い頃の 青草っぽい名残もしっかりと。やはり樽にて仕込んだ ゴージャスな ダギュノーなどとは 世界観は致し方ない。ですが これもまた 深夜に飲み込む上質な逸品へと 進化する 興味深さも。まま、男2人で飲み込むワインとしては 有りかな?です。
今週も祇園町に出て来られるご予定のようですので あの開業されたクラブさんから 流れでお越しいただけることを心より。
Sommelier R.Imamura