Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お待たせ

昨日は中途半端で申し訳なく・・・・。体調を崩しながらも、少しだけ最後のシーンの世界一の決定を見ましたが。
さて、昨日は嬉しきことばかりが。この様なつながりが私どもの仕事に対する糧かと。
就職先をやっと決められたムッシュは、初日の本日念願のおそらくもう世界中探しても見つけにくいジャパニーズを
・信州桔梗ヶ原メルロー’85 Chateau Mercian
貴重なファースト・ヴィンテージは募る思い出に。もう一本は
・Henriot Baron Philippe de Rothschild’81
おそらく、ムートンに依頼された特別なキュヴェは予想通りまったりとした熟成感を。いつもながら、あまりお相手出来ず申し訳ないです。
関東からのドクター、今回は随分間が開いてしまいましたが京都にお越しの際は必ずと言っていいほど、ご来店に。今宵もビストロにてのお食事とワインバーにてのハーフの白と、最後は偉大なヴィンテージを
・Chambolle Musigny’85 Comte Georges de Vogue
ブルゴーニュは無くなって行く物。前回は、このヴォギュエお持ち帰りの対象だったのですが、やはり後半の拡がりは予想通りに。また、桜の季節に是非お待ちいたします。
イタリア旅行から中々お帰りになられなかったソムリエご夫婦は、愛犬の供養にヴィンテージ’96を指定で。
・Chateau de Fonsalette’96 Chateau Rayas
偉大な故、ジャック・レイノー。彼の意思を継ぐローヌの白ワインはデキャンタージュと時の移ろいの大切さを、訴えかける印象が。失礼ながらも、そろそろお子さんを・・・・・・・・・。
主治医のドクターは、ご自身のお別れ会に最終お一人で。随分悩まれたイタリアから、私どもでは珍しいアブルッツォを。
・Montepulciano d’Abruzzo’98 Villa Genma
イタリア国内のシェフの皆さんが、一押しになられた銘柄らしく以前より熟成も進みしなやかな果実味が。大切な今宵、コルクの断片が浮かぶワインは、申し訳なく言葉もございません。
さて、どうやら今宵は祇園花灯路も最終日?らしくも、いつもは日割り的には寂しいかも・・・・・・・・・・。
世界一のお祝いのシャンパーニュぐらい、振舞うつもりだけど・・・・・・。Sommelier R.Imamura