Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

’47

本日は久々のジムに。祝日の発生は、生活のリズムにも多大な変化を。それでも個人的には連休を地方地方でスライド案は、受け入れがたい。
蛇足ですが、ネットのこの時代でもやはりご近所の奥様方の情報網は流石で。たった2日の小旅行ながらも、せちがないこのご時勢我が家の周辺の伏見稲荷でも信じがたい事件は起こっているもので。ご近所付き合いも侮れません。
さて、連休明けの土砂降りの昨夜は
・Egly Ouriet Blanc de Noirs Grand Cru
・Clos de Vougeot’89 Alain Hudelot Noellat
・Chateau La Croix de Gay’78 Pomerol
・Clos Vougeot’47 P.A.Andre
中盤から少しだけ動きはございましたが、お越しのゲストも”今夜は穏やかだな”そんなお言葉も。
で後半は何時もの方々に極上の時間が。こんな晩ですからと、早々と切り上げてプライヴェートなお付き合いをされるお姉さんはやはり流石の粋さを感じさせます。お酒に強いだけではなく、そんな心意気が。
今年のソムリエ試験は頑張っていただきたい、まだまだこれからでしょうが私どもでも素晴らしいワインは飲まれておられるし、弊害はおありでしょうが。
黒葡萄のエグリ・ウーリエは、上質なグラン・クリュの果皮の味わいが。貴重なこの1本もご記憶に。
確かに読み難い、ローマ字ではありますがクロ・ド・ヴージョは覚えてください。’89のユドロ・ノエラは余韻がエレガントにラズベリーの味わいを。
でここで最近面識も持たれたマダムのお越しに贅沢なクロ・ヴージョの流れを。先日も’47のムルソーを堪能させていただきましたが今宵は抱き合わせのような同じネゴシアンのものを。”お醤油”そんな表現を何時もされますが、多少は確かに。ですがやはりこのヴィンテージは強い甘みをまだまだ讃えており。ムルソー同様コルクはぼろぼろでしたが、味わいはカウンターに多いに会話とともに華が咲き。
〆は久々のボルドーを。最近、飲まない!そんな表現が良く聞かれるこのエリアのグラン・ヴァンは、それでも熟成のピークを経たもの達は侮れないでしょう。まあ、’47の後なので苦肉の。そんな感じではありましたが。
現在のこのシャトーのスタイルとは似ても似つかないものではあるでしょうが。   Sommelier R