Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’03

本日のお昼間は、今宵のお誕生日のケーキを買出しに。斜め向かいのケーキ屋さんの存在を今更ですが、無くなってしまったことが残念ですが 仕方ない。
18cmの大きめのサイズの 少し大人びたケーキにしましたが、お子さんたちは大丈夫だろうかと こちらも今更ながら・・・・。
そして、今日は子供たちはマラソン大会だったらしく 6年生の長男は最終学年に遂に やっとのことで30位代に滑り込んだようですが まま欲が無いようで。
1年生の初トライの次男は、お試しで10位代に入ったようで 調子に乗って10番以内に入ると豪語していたようですが結果は本番に温存していた他の児たちに してやられたのか20位代に悔しい結果だったようで。帰宅後は思い出したくない!と こちらは勇ましい悔しがり方で。
で昨夜の若いボルドー
・Chateau Lascombes’03 Margaux

前半からかなりご無沙汰ぶりの歯科医Kのご来店に てんやわんやの準備になりましたが やはり おしぼりの対応がイレギュラーな場合は難しいのは事実かな。
嘗ては何時も ブルゴーニュの酸に対してOKか否かで 気難しさを述べられる際もあられましたが今宵は意外に大人しくと言うか。ただただ、ミシェル・ゴヌーのボーヌ’98はグラス・アイテムでも十分な優等生かと思われます。しかし、数年我慢しておられた 喫煙が再度始まっておられたことに またまた。
1月の下見を!との京大の先生方でしたが、正に旬のノーベル賞の話題になりましたが やはり研究者の方々の苦悩も色々と。ままルイ・ラトゥールの 愛らしい南フランス産ながらも熟れた’99のピノ・ノワールのマグナムを ちびちびとも幾分悲しげでもありましたが。
祇園町の高級クラブさんと言えば、のお姉さんですが 色々と転々とされておられるのも事実かな。久々にお連れのムッシュは、西の出身と言うことだけではありましたが 気さくにご一緒に。何時もは しっかりめのカベルネ・ソーヴィニヨンの代名詞のカリフォルニアの交響曲第1番をお好みのようで。この辺りからも、普段の動かれ方が見て取れるような気もいたしますが。
ただ、今宵のリクエストはフランスとのことでしたので 少なからず考えさせられましたが そうだな やはり’00ヴィンテージ以降の若いがっちりめのボルドーワインも手持ちで常に持つことも重要かと考えさせられ。こんなシュチュエーションが偶にあり、熟成したアイテムばかりでのお勧めが叶わないこともありますので。
そんな中のボルドーの1・2級のグランドリストの唯一の’03ヴィンテージの評価の高いラスコンブを。モダンなシャトーと酒質に生まれ変わったマルゴー村のライジングスターはエスプレッソの濃密さも湛えながらの充実した味わいに。
意外な展開のお姉さんの門限に 後は男二人になってしまいましたが 紫煙がこれまたご縁を深める もうひとつのアイテムかもしれません。

       Sommelier R.Imamura