Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’02’95’90’61

本日のお昼間も、またまた長男のソフトボールの試合を見に。花粉症の状態が気になりましたが、まま致し方なく。ですが、今年はもう諦めて完全にマスク・ライフをおくっております。正直、使用してみるとこのアナログなアイテムですがハイテクな機能が加味されており効果は絶大かと!
で試合の方は、今日は惨敗しておりましたが我が子は相変わらず補欠で辛うじてライトの守備で使っていただけ。打撃は2打席 内野ゴロとショートライナーで。たった一度飛んできた打球はグラブを弾いてエラーにも。まだまだ、鍛えていただかなければ・・・・・。ちなみに、本日も6年生の体の大きな子は強烈な飛距離のホームランも。気持ちいいだろうな、あれだけ打てれば。
で昨夜のこれまた有難うございますの素晴らしいワインは
・Pommard 1er Cru’95 Michel Gaunoux
・Christian Etienne Brut’02
・Vosne Romanee’61 Baron Leon Christophe
・Veuve Clicquot Ponsardin Cuvee Privee’90
早くも3月も折り返しの頃ですが、本当に辛うじて辛うじての展開を。まま、本音では苦戦続きの今年の前半戦です・・・・。
今宵の前半は杞憂な感じのご新規さんが。一人のムッシュにはグラスで色々とお話しながらの対応になりましたが、その後は再度ご友人を引き連れて戻ってこられ。お三方ですと、結局ゴヌーのポマールのプルミエを飲みきる流れにも。やや、酸が残る感じかな?’95は偉大なだけにもう少しか。
カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンボルドーのカマンサック’02などとも比較しながら最終はドルーアンのマランジュ・プルミエ’89が最もポジティブな味わいだったかな?
意外なお客様の層ではありましたが、まま貸切の状況でしたのでお付き合いも。もう、飲めないとおっしゃられるご様子でもありましたが ちゃんとシャンパーニュをボトルにて。’02ですが、クリスチャン・エティエンヌは上質な滑らかな泡を。これは、やはりヴィンテージの素晴らしさが見て取れるミレジム。
深夜のお二人は、先のゲストのご様子に何時もの雰囲気との違いを感じられながらも腰を据えていただけ。
ヴィンテージ’61は意味アリですが、コルクが完全に1cm沈んでおり。まま、何とか抜栓をこなしてテイスティングに 流石の偉大なヴィンテージで。村名の為、大振りな味わいとは言い難いですが完全に酸は溶け込んでおり甘味の凝縮感は素晴らしい。若い’90のマダムもどうやらこちらが今までで最上だったそうな・・・・・。
そして紫煙を燻らしながらの’90のヴーヴ・クリコを。’90のシャンパーニュは今まさに飲みごろに達している。もちろん、これからも素晴らしい成長を経ていくでしょうが熟れて濃密な果実の味わいは極上の蜂蜜のように。
               Sommelier R.Imamura