Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お祝いのヴィンテージ’00

連休をいただきました。本当に忙しいバタバタとした休日ながらも、まずは前半のGWを堪能するように。4月最終の作業の祇園町界隈のダイレクトメールのポスティングもこなしました、これは月曜日でしたが長男と一緒に朝6:00過ぎに早起きして。また、午後からはこれまた長男と自転車でまたまた祇園町に。4月を走り切られた、都をどりの芸妓さんへのご依頼がだされていた打ち上げ用のボランジェと紙コップを。
そして本日の午前中は久々のトライアンフで散髪に。午後からは遅ればせながらも5月用の特集のワインとカウンターバックの額をミニで。これまた汗だくでメインセラーの整理を致しましたが、帰宅時には縄手通りは先日の事件の検証が警察の方々で為されておりました。
で休日前のお祝いの晩は
・Montrachet’00 Rene Lamy Pillot
・Perrier Jouet Belle Epoque Blanc de Blancs’00
・Calera Reed Vineyard’96
やはりこの方とは、ご縁が少なからずでは有るようです。休日にもボランジェをお届けしましたが、実はこちらの芸妓さんは僕の次男とお誕生日が同じ日で。こんな些細ながらも共通点もあり、お連れの何時ものムッシュからご予約をいただけており意識もしておりました。
今回もお生まれ年までの熟成感をお好みとされてはいないので、祇園町にデヴューされたヴィンテージ’00を2本。
ピヨ一族のひとつなのかな?余り馴染みの無いドメーヌながらも、そこはモンラッシェ流石の濃密な味わいに呻ります。そうは言いながらも気が付けば、12年 最近の’00のブルゴーニュ白は意外に熟成感がはっきりと。
日付が変わる頃は、やはりシャンパーニュで。こちらも’00ですが、白の中の白のベル・エポックのブラン・ド・ブラン。透明なボトルにエミール・ガレアネモネのデザインが施されておりまうすが、こちらもサロンなどに比べても非常に滑らかに酸は熟れています。これからの熟成に関しては未知数ですが、この味わいもまた素晴らしくお祝いの1本としては正に。
深夜は酔い覚ましもさせていただく時間もございませんでしたが、これはこれで有難い祝日前の深夜のバタバタ。ここでも先日お初のお越しのカリフォルニア・ピノ・ノワール・ラヴァーが。想定しておりましたカレラのリードをお持ちしていて正解でした。ブルゴーニュ程ではないですが、この’96もまた中々の飲み頃ですよ。

                    Sommelier R.Imamura