Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

オールドNV

本日のお昼間もジムに。その帰りなのですが、気持ちよく秋風を感じながらベスパ100ccで流して。自宅近くの路地を抜けJRの踏切を渡る直前に遮断機が。その後、その遮断機がおそらくは10分くらいは上がらなかったのかな?3分で待ちきれなくなった、僕は他の踏切へと右往左往しましたが 稲荷から東福寺の駅まで全ての遮断機が下されていた。システム上の問題もあるかもしれないけど、余りにも。その為、小さな本町通りには車列があっという間にで 僕はおそらくは何時もの倍以上の距離を流す羽目に。ローカルネタで、すみません。
で昨夜のNVですが熟成されたシャンパーニュ
・Besserat de Bellefon Reserve Brut

9月は本当にどうなっているのか・・・・・。1月をお休みしているような状況で。後半に掛けても微妙な祝日がありますが 嫌な予感ばかりの厄年の後半を過ごしている感じで。
深夜のシャンパーニュは、NVではあるのですが 売れ残り?と言っては失礼かもしれませんが現地で残されていたそうですのシャンパーニュです。30年くらいは経たものらしく 以前はモエのものなどは非常に綺麗に熟れた味わいに感心もいたしました。
今回のベスラ・ド・ベラフォンは、以前も触れましたが ややガス圧の弱い食中にも楽しめることを目的とした銘柄で。では、熟成すると歴然と泡の立ち上がりは無くなっているのでは?とも思われました。やはりではありましたが、完全に熟成を経ており 泡は儚く ただ、抜栓時にはガスの抜ける音も楽しめる状態でしたので 個人的には普通に通常のNVのシャンパーニュを楽しむのも それはそれで有りなのですが 時としてこんな変わり種のアイテムもワインバーには 楽しいものかと。
熟れた琥珀色の液体からは、滑らかな果実の質感と 甘い蜂蜜のニュアンスは どの上質なヴィンテージ・シャンパーニュからも感じられるもので。

                   Sommelier R.Imamura