Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

桜散る

本日のお昼間は、散髪に。週末に早起きして伺えるなんて、やはり昨夜の閑散のカウンターが想像出来ます。
比較的順調に動きだした4月のスタートではありましたが、ここでブレーキがかかるとは・・・・。
今夜も荒れるお天気のようですので、微妙です。お食事のご予約でお席が埋まる飲食店さんが羨ましい限りで。
で昨夜の”つぶやき”もたいした内容もございませんので、またまた入荷してきた本日の1箱のご紹介を。今回はほとんどがブルゴーニュの熟成ですが1種だけはイタリアンも。
そのイタリアはピエモンテバルバレスコ、生産者共同組合でありながらも高い品質と値ごろなプライスで何度かお世話になった銘柄で。プロドットリア・デル・バルバレスコの’83を。
ブルゴーニュは白が1種で、ジャドのシャン・ガン’89、ピュリニのプルミエのミネラル感が感じられる銘柄ですがこのくらい熟成していますととろける果実味が魅惑的です。
赤は’89からこちらも大手ネゴシアンのルイ・ラトゥールからアロース・コルトン。’88が2種でルイ・ジャドからはジュヴレの村名、同じくジュヴレにて今度はプルミエのコンベットはピエール・アミオにて。
’86ではミシェル・ヴォアリックのコルトン・ランゲット、そして最後に’79では老舗のカミュからシャルム・シャンベルタンを。
今回は珍しくブルゴーニュの南北からバランス良くではありますが、何のことはないコルトン・エリアとジュヴレしか取れていなかったな・・・・・。まま、それでも原価を照らし合わせて見ると面白いほどヴィンテージには余り関係無く畑の格でプライスが綺麗に上がっていくのが見て取れ。
まま、それだけこの造り手達の市場での立ち位置であったりヴィンテージの人気度合いが同じようなランクにあるような気も致します。もちろん、自身の好みで目利きをしているだけに当たり前なのでしょうが・・・・・・。
ささ、天気予報では今宵は荒れ模様のようで。昨夜とは異なる展開を願いますが、難しいかな?
画像は我が家の前を流れる琵琶湖の疎水沿いに満開の桜が。今年は1週間で終わってしまうのかな?散り際に疎水の水面を流れる桜の花びらもまた美しいのですが、今年はその風情も楽しめないようなお天気模様かも・・・・・・・。
                      Sommelier R.Imamura