Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

遠方からも

祝日を兼ねて連休をいただきました、城之崎まで癒しを求めて運転をいたしましたがゴールド・カードの野望を打ち砕く踏み切りの一時不停止を。久々に彼らのことを嫌いだと思い出さされましたが・・・・。
さて、先週末の土曜日を思い出しながら。
・Chateau Ferriere’78 Margaux
・Chateau Cantenac Brown’66 Margaux
・Chateau Calon Segur’94 St Estephe
・Hermitafe Chante Alouette’90 M.Chapoutier
・Bourgogne Pinot Noir’82 Nicolas Potel
営業不足は否めないものの正直京都にはワイン・ラヴァーの開拓も中々。ですがひょんなことから遠方からのご新規の意外な出会いも。実際はワインをお飲みに為り始められてからまだ数年とはおっしゃられながらもボルドーに関しては随分飲み込まれておられ。福井県と言う場所柄でしょうか?随分ストックをお持ちのかたとの兼ね合いで未だにリーズナブルにグラン・ヴァンを楽しまれておられるようで。そんな彼らは少ない生産本数のフェリエール’78から。この時代の定まらないシャトーながらもバランスの取れたヴィンテージらしく今がピークのマルゴーらしいふくよかさに酔いしれ。
2本目はお初のお生まれ年の’66を。またしてもマルゴーになりましたがこれまた偉大なヴィンテージのカントナック・ブラウンはギリギリのコルクながらもこちらも洗練の極みの滑らかさを。こうやって気が付けばオールドは消えていくのです。
先生方3名のハート・ラベルは華やかさに欠けますが、折角のご接待でししたので偶にはボトルにて。どちらかと言うとカリフォルニア・スタイルのお好みの皆様でしたが少し酸とタンニンとの陰影をお楽しみいただけたのでは?
こちらもお久しぶりでしたが、今宵はお一人でもローヌの白をボトルにて。シャプティエの艶やかな’90は今宵私自身にもアクセントのようでシェリー香芳しく、また優美な甘みに誘う極上かと。
たんこぶ事件の為かご本人は、暫らく。ですのでジュニアが。こちらも血は争えないと言うか・・・・。礼儀正しく爽やかな彼ですが、こちらも素敵なマダムを伴われ今宵お父さんにつけさせていただくニコラ・ポテルの綺麗な味わいに。Sommelier R.Imamura