Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Le Mesnil

本日のお昼間は、ダイニングに降りると次男が。またまた、微熱の為に幼稚園をお休みに。まま、食欲もあったようでホンマかいな?でしたが土曜日のお遊戯会に間に合うように直してほしいものです。
その後は久々にトライアンフのエンジンを。シトロエンに買い替えをした為、自宅のガレージから移動して玄関の小さな庭に2輪は置き換えたのですがやはり疎水沿いの静かな住宅街には排気音が些か。まま、しばしの気分転換をお許しいただければ。それにしても、まだまだ寒さは厳しいです。
そして、何の気なしに見ていたフランス映画での1シーンで結婚式のお食事でのワインをセレクトしている場面でソーヴィニヨン・ブランセミヨンのテイスティングを。女優さんの台詞にオマール海老の料理に合うと、と言うものがありましたがボトルの形状等を見た感じはどう見てもオーブリオン・ブランでした。ちなみにラヴィーユ・オーブリオンも添えられていましたが。流石、セレブの設定です。
で昨夜の入れ替わりの晩は
・Rindo’06 Kenzo Estate Napa Valley
・Le Mesnil Blanc de Blancs Reserve Serection’80
2月の後半戦にかけてまだまだ頑張らないと!そんな週頭の晩ですが、有難いご利用も入れ替わりでどちらのゲストも貸切状態で。まま、そのほうが良いと割り切る顧客の皆さん方もおられますが僕としては・・・・・。
老舗の旅館からご紹介いただけたようで、意外でしたが そう言えば以前も有られたな?有難い限りです。解り易いカベルネ・ソーヴィニヨンのスタイルがお好みのようでしたので幾つかお勧めも。結局、青い包み紙に巻かれたナパ・ヴァレイの逸品が選択されることがこのところ頻繁のような?もちろん味わいもストーリーも十分なケンゾーエステイトだけにお試しいただくのもよろしいかと。
たっぷりとした果実味に熟れた濃密なタンニンに満足感は間違えなく。
深夜のお二人はこのところシャンパーニュを1本求めてしばしば。今回はグレードはお下げしながらもヴィンテージでお楽しみいただくのも有りかと。30年以上の熟成を経たシャルドネの逸品ですが、前回の’93のド・ヴィノージュのグラン・ヴァン・プランスとは比較対象が異なりますが色々とお試しいただきたくも。
熟れた蜂蜜のスタイルながらも流石のシャルドネの酸はまだまだ余韻にしっかりと口中に残ります。久々の深夜のシャンパーニュはやはり極上かと。
                       Sommelier R.Imamura