Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白のアロース

本日のお昼間は、最近寝室のエアコンが付けられていないことも有り暑さで早起きに。折角なので懸案の対処をしにバタバタと動きましたが解決出来たのは自転車のパンクの修理ぐらいで。
自宅近くに自転車屋さんがあるのは、本当に重宝しますが それでも偶に長男と一緒にサイクリングするぐらいなので贅沢品かもしれません。次男といっしょに自転車は運んでいましたが、ポツポツと雨模様に。修理中には土砂降りの状況にしばし雨宿りさせてもらいましたが、とぼとぼと長男が傘を持ってきてくれて。ですが、そのころには空も青空が。ですがですが、僕は街道を走る車のタイヤから飛び散る雨水に濡らされてしまい・・・・・。
で昨夜の白のアロース・コルトンは
・Aloxe Corton 1er Cru Blanc’94 Faiveley
大文字の極上ワインからは、流れも穏やかに。お盆も終わりましたね、と痛感させられる展開ですが今月ももう少し頑張りたいです。
相変わらずの難題を問われることも、しばしばございますが決まってグラス・ワインをご所望の方に限っての方が頻度は多いような?ボトルの方々は、大体ご理解が深い方が多いのも事実でしょうから。
そんな流れでコルディアン・バージュ’87をお開けする時間帯もあったりですが、今宵は白のフェヴレイの熟れた味わいの’94を。
特にブルゴーニュの白のグラス・アイテムは、コストの問題が非常に大きく僕自身が美味しく感じられる銘柄が中々見つからないものです。特にヴィンテージの問題も大きく、可能な限り飲み頃に感じられるものがあれば尚。そんな中でのこの’94のアロース・コルトンのプルミエは懸念される酸のあたりも非常にまろやかに果実の甘みに溶け込んでおり、トロリとした味わいもまた上質な1本。
欲を言えば、ボトルでじっくりと楽しみたいものですが用途は人それぞれですので。

                      Sommelier R.Imamura