Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

こちらも’83

本日のお昼間は、またまた所要で買出しでしたが 休日の土曜日の午前中から子供たちは母親の言うことは全く聞かない!ですので、連れていかない。そして、すねる。
その流れが昼食後も続き、最終は父親の威厳を少しだけ 見せつけなければいけないのですが 小学6年と1年の我が家はプチ反抗期でも・・・・・。
で昨夜の これまたの’83は
・Nuits Saint Georges Les Fleurieres’83 Jean Jacques Confuron

前半の珍しく男連れのムッシュでしたが、今年は数年ぶりですかね?花火大会のワインのご依頼を30本ほど。ご紹介いただいたマダムも嘗てはワインラヴァーが高じてリストランテなどを開業されたりしたので こちらからのご依頼も縁が離れておりましたが ままそこはそこで つかず離れずのご利用を。
1丁目1番地ですので、その地域の特別な方ですが 白ワインのセレクトをゲストの皆様にも失礼のないように。
そして中盤の先生がたは今宵は珍しく男性陣のみで。京都の代表的な医療法人の勤務医の先生方ですが昨夜は独立を果たすドクターの送別会だっとようで。専門も泌尿器に歯科に内科と様々でしたが、プロフェッショナルはその場その場で意見交換はやはり。
こんな時は何時もとも同様でもありますが、大人の時間が流れる瞬間でもあるでしょうから やはり上質なブルゴーニュが持てはやされます。
先日もヴィンテージ’83は深夜のお供になりましたが、今宵も飲み頃を。
通好みのジャン・ジャック・コンフェロンのフルリエール、明らかに香りと甘みのピュアさが熟成の経方がパーフェクトで。こればかりは開けてみなければ解らないのが難点ですが、それだけに当たった時のブルゴーニュの古酒の陶酔の念は格別かと。
熟したアメリカンチェリーの芳香にザクロの爽やかな甘みが広がる上質なニュイ・サン・ジョルジュ、価格のことも考えるとこのアペラシオンは特級の昇格が為されずにそのままのパフォーマンスを望みたい!

                Sommelier R.Imamura