Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ

雨の週末へと突入です、本日はジムに通えれば週3の個人的には良いペースでしたが少し睡眠を取りたく。昼過ぎまで寝てしまいましたが、やはり平均5時間ではやや足りなくなってきたのかもしれません。飲酒量も考えれば。
さて、インフルエンザの影響もありながらも昨夜のご常連さんの皆様にはマスクはあるものの我関せずの方々だったような
・Chambolle Musigny’76 Jean Confuron
・Nuits Saint Georges Clos des Corvee Pagets’79 Charles Vienot
・Echezeaux’86 Jean Pierre Mugneret
マスクの効用には否定的な面もおっしゃられるこちらの院長さんは対外的なアプローチとして従業員の皆様に50枚ずつのマスクを配布されたようで。ただ、彼自身はされておりませんでしたが。
いつもながらのお連れの’76のマダムのヴィンテージのジャン・コンフロン、落ち着いておりました。以前、開けたてはやや生臭い印象も否めないのですが抜群の開き具合に一段とIQの高い彼らの会話には相打ちを打たざる得ない状況も。
ちなみに’54ヴィンテージのムッシュ、中々見つからない生産年ながらも駆使したルートでイケムとオー・ブリオンを。ネット等では異常な5大シャトーは見つかるものの、私のオファーもお安くはないものの彼の想定額からは半分くらいに。もっと冷静に交渉すべきでした・・・・。
こちらもマダムにマスクのプレゼントをされていたムッシュながら、これは愛らしいもので今宵は左手薬指ではないものの1カラットのダイヤの指輪がきらきらと。ふん、先日の質屋さんに手渡された台座なしの1カラットが脳裏に浮かびましたが、素人には台座等のデザインも大きな要因に。
さて今宵のブルゴーニュ2本は、安心感が感じられる今回3本目のコルヴェ・パジェ’79、華やかな香りと柔らかさが持ち味かと。
2本目のエシェゾー’86は、未だ若さが気になりながらも想像通りのグラン・クリュの偉大な香りにやはりサイズの違いが。深い余韻の中に複雑に絡み合う若さをも伺わせる果実味と熟れた紅茶のニュアンスは非常にエレガントで、失礼ながら酔いを加速させたくなく・・・・・・。

              Sommelier R.Imamura