Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Framboisiere

アラブの大金持ちがクリスタルの’90の6Lを3人でレストランで豪遊され¥1000万以上払わはったらしい。6Lと言えばまあレギュラーボトル8本分だからな・・・・・。お料理等も合わせても大分プレミア価格になってるな・・・・。クリスティーズのオークションものなのと、限定ミレミアム・ボトルと言うのもあるだろうけど 6Lの大容量ボトルだけに熟成もまだまだ穏やかな段階だろうな・・・・。まま、それ以上に世界にはやはり強烈な方々がおられるものです。
また、本日の自宅地下へと新たなワインの入荷はカリフォルニアの面白いものが。
ジンファンデルの代名詞のリッジとレイヴェンズウッドが。リッジは’76のガイザーヴィルに’81のレイヴェンズウッドで。
こちらはメルローの代名詞のダックホーン、スリー・パーム・ヴィンヤードの’83を。
ピノ・ノワールではシャローンの’88’89が。こちらはお勧めしたい方も。
カベルネ・ベースのプレミアムは、コッポラさんのルビコン’88にケンウッドのアーティスト・シリーズの’89が。
インデントと言うこともあり、中々お買い得な価格でいただけ円高の影響も見えるエリアです。夏場に特集でお目見えするアイテムかな。
で昨夜のブルゴーニュ
・Mercurey La Framboisiere’99 Faiveley
・Morey Saint Denis Aux Cheseaux’94 Louis Remy
連日のお楽しみとはなりませんでしたが、こつこつと積み上げないと!そんな晩で。
何かの集まりだとは思いますが、ご利用のスタイルは様々でもよろしいかと。女性陣の比率があがればチャーミングなピノ・ノワールの方がいいのかな。
幾分、まだ早い段階かもしれませんが理解が容易な味わいでもあるフェヴレイのメルキュレ。名前も良いですね、フランボイジエール この季節にもイチゴやチェリーのニュアンスが愛らしい1本かと。
2本目は少し熟成感も楽しめるルイ・レミーのオーシェゾー’94で。ぐっと質感が変わりますが、二次会のこの時間帯ではお話には華が咲かれるもののそろそろ眠たくなる時間帯かな?

                Sommelier R.Imamura