昨日の伏見稲荷の火事騒ぎ、どうやら御婆ちゃんが段ボールを焼却中風に煽られての引火だったようで。随分大きな火災にもなったようですが、やはり火事は怖く個人的にも気を付けたいものです。
また、本日は明日からの雨続きの天気予報もありトライアンフに少しだけ。微妙でしたが、自宅近くの師団街道で自動車事故が。反対車線へ飛び出すほどの事故でしたので、片側は完全に封鎖されていましたが。
そんな折に奇しくも後ほんのちょっとで事故にもつながるような出来事が自身に帰り際あったことが。久々にかなり、どきどきしましたが。
で昨夜の極上のＤＲＣは
・Ｎｕｉｔｓ Ｓａｉｎｔ Ｇｅｏｒｇｅｓ’８８ Ｂｅｒｔｒａｎｄ Ａｍｂｒｏｉｓｅ
・Ｐｕｌｉｇｎｙ Ｍｏｎｔｒａｃｈｅｔ Ｃｌｏｓ ｄｕ Ｃａｉｌｌｅｒｅｔ’７８ Ｊｏｓｅｐｈ Ｄｒｏｕｈｉｎ
・Ｇｒａｎｄｓ Ｅｃｈｅｚｅａｕｘ’７５ Ｄｏｍａｉｎｅ ｄｅ ｌａ Ｒｏｍａｎｅｅ Ｃｏｎｔｉ
連日のお料理の対応と洗い物の山に嬉しい悲鳴と言いますか。特に新鮮なお野菜が一気にご注文いただけ、ご迷惑もお掛けいたしましたが。
何時ものムッシュ、今宵も少し時間稼ぎに。レアに仕上げられた仔羊でしたが、アンブロワーズの’８８のニュイを。’８８にしては非常にピュアで外交的、このアペラシオンのイメージからはやや離れる気も致しますが柔らかくなり始めてるかな。
まだまだ、お食事頃の時間帯に久々のムッシュでしたが流石にシガーのお時間にはやや早かった気も。で、いったん他所へ出られてしまいましたがお約束通り戻られ。
やや、不満もあられたかと思いますが正に救世主のような何時ものムッシュでしたが今宵も特別なフルサイズのシガーに着火しながらドルーアンの熟成したカイユレ’７８。以前のシャルルマーニュ’７６よりは明らかに儚さも有りまたが、ここがグラン・クリュとの違いなのかな？ですが流石の’７８、饒舌に誘う前座でしたか。
何とも今宵は意外に降格祝い？とおっしゃられましたが部下の方のヴィンテージが’７５で正解でして。駄目もとでもありましたが、やはり粋なムッシュはやや値切られながらも甘えさせていただきました。
難しいヴィンテージの’７５のブルゴーニュ、ですがですがこれは本当に素晴らしい！一貫するＤＲＣの特別な複雑にして妖艶な香りの塊。淡い味わいでもありますが、非常の非常に線の細いながらも長い長い余韻は贅沢の極みかと。有難うございます。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
