Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

小宴

今度は檜の飛散でしょうか?またもや目が。まま、それにしても目薬、目の洗浄液、内服薬に鼻の点鼻薬と塗り薬とフルラインナップで対応中です。ここには製薬メーカーさんの大きなビジネスが見えますが。
それにしても中々変わらず厳しい状況かと思います。桜の咲く華やかな季節ながらも特にこの業界は厳しき時代になっているのでは?もちろん変わらず繁盛されている店舗もございましょうが、経済効果を促す形で自粛は避けていただければ。
閑散ながらもプチ宴会のような昨夜は
・Latricieres Chambertin’92 Faiveley
・Chardonnay’99 Kongsgaard Napa Valley
東京と京都を行き来されるムッシュ、このところまたちょこちょことご利用いただけることは非常に嬉しく。
今宵もどうやら?仲睦まじい、とは言えないようでして。こんな機会にでもご利用いただけ結局何時も通りの飲み友達状態に。
フェヴレイのラトリシエール、’92と言うのがまた面白味が。偉大なグランクリュだけに、難しいヴィンテージながらも逆にやや早い段階で飲み込むこの19年の時を経たシャンベルタン。大ぶりな肉付きにしなやかなタンニン、1本目には相応しい力強さに大ぶりな果実味は意外な美味しさで。
勢い2本目は、カリフォルニアのカルト。久々のコングスガードのシャルドネのしかも’99が。懐かしいな、このコングスガードにキスラーぐらいかな?初めてテイスティングした時はなんてトロトロの濃すぎる液体なんだ!と驚かされた記憶が。
今回もまだまだ熟成の過程で、今でも十二分に美味しく持ち味も楽しめますし今後もまだまだ力強く成長していくことでしょう。
それにしてもこの’99、未だに見つかりまた数年前の仕入れコストよりも安価なものだったのもまた驚きですが。
また、当然のように今宵もフルサイズのシガーをお互いに2本づつ。相変わらず、この甘みもたっぷりと含んだジーノのプレミアムラインにグリフィンも同じく。一時的には完全に店内は紫煙に包まれており。

           Sommelier R.Imamura