Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

何とも・・・・

本日は久々に晴れ間の中ベスパの機嫌も良くジムに。連休のディズニーランドでの黄砂に祟られた左目は、まるで兎のように赤く充血しておりますが昨夜のワインを流したく。
その後は妻の実家の墓参りに出かけていた子供達と妻をミニで迎えに。想定外の雨にバルコニーの洗濯物が心配ではありましたが。
帰宅すると先日お越しになられた横浜のワイン業者さんからの来月のリストが、忘れておりましたが案の定お目当てのボトルはほぼ欠品へと追いやられていました。
で昨夜は
・Vosne Romanee’04 Domaine Leroy
・Nicolas Feuillatte Cuvee Special’90
・Beaune Hospices de Beaune Cuvee Dames Hospitalieres’82 Emile Chandesais
・Chateau Gruaud Larose’92 St Julien
うーん、毎日のように何本かは素晴らしいボトルを扱わせていただけているような感覚はもちろん有るのですが3月ももう終わりが見えてきているわりには数字が心細い。そんな現状ではあるのですが。
今宵は、ほぼ酒量を抑えて帰ってこられたドクターは今回も気を使っていただけ。
お試しいただきたかった、ドメーヌ・ルロワの’04は今回も個人的には素晴らしくパフューム。毎晩でも飲みたい!そんなピノノワールの若さを持つ完成形かな?ドクターは出だしの方がお好みで後半の容姿は、やや先細り感を持たれたようですが。
2本目はオルトの谷村シェフのお越しに勢いも。パルム・ドールのでこぼこをそぎ落としたような形状のこのキュヴェ・スペシャル。’90はやはりバランスのヴィンテージでもう既に美味しく、今後も美しく昇華していくでしょう。
連日のご利用は有りがたく。ただ、対応はやや考えての発言が必要になるのはこの街の宿命。本当にお買い得だった、’82のオスピスは時を経て完成した姿でご満足を。最後1本は、’82産まれの方にお届けしたいものですが。
何とも酔ってはおりましたが、〆には珍しくボルドーを。’92のグリュオ・ラローズのハーフを纏めていただいたのでテイスティングも兼て。柔らかさが持ち味のこのヴィンテージ、よく言えばですが。ただ、顧客の皆様の嗜好には合致し易いスタイルでは有るかと。後半のビターなニュアンスは賛否ではあるものの。R