Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

引き合うように

本日のお昼間は、鰻割烹”まえはら”さんにワインのお届けとハンバーグを購入に。と言うのも20日の日曜日は、長男のビーバー・スカウトのクリスマス会でこちらは困ったことに敷地内に教会を持つところでして。
ですので初めての参加になりますが、我が家はハンバーグを担当で。ただ、妻は不在の決定でして後日”ハンバーグは、大量だとお肉も高いし相当面倒なものでは?”との。すいません、出来合いを大量にお持ちする予定です。
で昨夜のそろそろ今週も肝臓が疲れてまいりましたよ。そんなグラン・ヴァンは
・Grand Cuvee NOVO’96 ココ ファームワイナリー
・Beaune Hospices de Beaune’73 Cuvee Rousseau Deslandes
・Chateau Lynch Bages’75 Pauillac
・Bienvenues Batard Montrachet’91 Lefraive
前半から少しゆっくりとさせていただいておりましたが、何時ものムッシュのお越しに今宵も素晴らしきワインとの出会いが。前回のサロン’82からのかなり久々なムッシュも加わられ、また呼び出しに気を良くされた何時もの芸妓さんの合流でご常連さんは引き合うように各々のワインをシェアされるように。
グラン・キュヴェと言えばクリュッグ?そんな名称ですが足利のこころみ学園さんが経営されるワイナリーのもので。葡萄自体はソノマに植樹されたピノ・ノワールシャルドネからなのですが’96は興味本位もありまして。お二人のムッシュには、今村好みの熟成感。そんな評価をでしたが、十分すぎるくらいの過熟が感じられふくよかな甘みにはやや。生牡蠣のオリーブ・オイルには相乗する気概はございましたが。
マダム待ちに赤を1本。私を含めて3人供に難しいヴィンテージ’58’63’73でしたので独断での’73を。こちらもここ数日の活躍ネゴスのブシャールによるオスピス。綺麗な熟成と大きく主張しすぎない辺りが、よろしいのでは?
ランシュ・バージュは、他のゲストに。’81を切らしており’75にて。何時もながらこの’75はラトゥールにも見まがう上品な。
〆は芸妓さんのお越しに正に”ようこそ”で。バタールに冠して伏せておきましょう。やや、若さを残しながらもやはりルフレーヴのグラン・クリュは極上のアロマティックな滑らかでいて妖艶な屈指の。