Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Bouchard Pere & Fils

本日は14:00前までベットを離れることが出来ずに。まあ、帰宅が7:00前でしたのでこれはこれで致し方なく。微妙な感じではありますが、長男と妻が洗面をしている際の帰宅でしたので朝からハイ・カロリーな食事をいただいてしまい。
さて、昨夜の週初めのワインは
・Volnay Caillerets’79 Bouchard 
・Pinot Noir’98 Ninth Island (Tasmania)
・Volnay Champans’79 Bouchard
昨夜は私の吸い口も含めまして計7本のハバナ産のプレミアム・シガーが消費され、店内は二度ほど紫煙に囲まれる状況が。
何事にもタイミングと相性、そんな言い訳にもなってしまいますが最終的には私がこのシガーの楽しみもまたこよなくですので・・・・・。
ですが、おそらくお席の問題もございましたがお座りいただけなかったゲストがおられたのと苦言もございましたが。ただ、その方々もお煙草は吸われるのですが。
でワインは今宵2本のブシャールが。巨大ネゴシアンのひとつの彼らですが、通説では’90年代の後半からのものにしか評価はあまり与えられないのが現実で。ただ、私自身は今飲み込ませていただく彼らの繊細で甘みの柔らかい愛らしいブルゴーニュの味わいに扱い易さと心落ち着かせる機会が何度も。もちろん特別なラ・ロマネなども現時点では、飲むに値するボトルは明確に。
ヴィニロンの皆様に言わせれば、ヴォルネイは強固なピノノワールのようですがどちらもこの地の良質なプルミエのカイユレとシャンパンを持つあたりもこのネゴスの強みでしょうが。
でこちらも久々のソムリエさん、ホテルの皆様とご一緒でしたがシガーをお目当てに。ワインはタスマニア島の熟成感溢れるピノノワールの’98を。還元香の篭った香りは、やや鼻に付きましたがこれはその内。味わいにはピュアさをも未だ感じさせてくれる変り種にチョイスの面白みも。
また、今宵は手打ちパスタのお届けをオルトさんの谷村シェフが。1本持たれたボトルは、イタリアのタウラージ。マストロベラルディーノのラディーチの’99で。私もこの’97をリストに入れているのですが、確認の為にテイスティングを。香りも違和感はございましたが、何よりも味わいにブショネを。こういったことに気が付かれる料理人さんは未だ少ないかと思われます。ソムリエとて正直。 R