Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

グラン・ヴァン

やはり月末の金曜日、月周りからしてもおそらくここが一番の動きが有るかと想定されておりましたが。で結局帰宅は8:00頃、自宅玄関前に出現していた猫の糞に朝一番から萎えてしまいましたが嫁は前向きな”運が付きますから”の表現に取りあえず睡眠を促され。
しかしながらも土曜日は長男の小学校の休みにまたもや荒れた次男の騒がしさに・・・・・。
で昨夜の素晴らしき
・Chateau Calon Segur’69 St Estephe
・Opus One’92 Mondavi & Baron Philippe
・Chambolle Musigny’84 G.Roumier
・Chateau Mouton Rothschild’78 Pauillac
・Volnay’77 Jules Belin
・Chateau Cantenerle’86 Haut−Medoc
前半からの動きにこちらのお二方が一足お先にお越しなのは有りがたく。途中から少し荒れ出しましたが、結果的には。
お約束のオーパスとセギュールは、ハーフながらもの熟成の進みつつある’92に以前の面影はマダムには感じられなかったようで次回の’95’96の到着よりも’03の手持ちをもうお勧めしましょうかしら?
ブルゴーニュには女神が微笑んだヴィンテージながらもボルドーは。と言う感じの’69ながらもまだまだ元気、美しく輝きを讃えたルビーはサンテステフのパワーを見せ付け。子羊を手持ちで調理できたのが幸いでした。
久々のムッシュは、やはり美しい女性を伴われれると流石の選択を。これまた難しいヴィンテージ’84ながらもルーミエは緻密に伸びやかな酸の味わいをテロワールのイメージ通りに。穏やかな物腰ながらもエレガントなザクロのような味わいに彼のミュジニが高嶺の花ながらも恋しく思われ。
’78でしたか、お金の掛かる。と言ってしまえば失礼ながらも今宵のムートンはお安くはないもののかなりのお値打ちかと。想定の通りの出来すぎた味わいながらもこれはこれで意味ある上質な1本。
最終はやはりこのお二方。前回の置き去りも解決されたようで。なんともこちらも難しい’77。ですがブルゴーニュは決してそれほど悪くはないのです。ひねた香りは持ち味とも言うべきチャームポイント、ネチッとした熟れた甘みは今宵の深夜の〆に相応しく。ボルドーのハーフはおまけにて・・・・・・。 R