Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドーの嵐

週末らしさを感じさせる中盤に一時の中休みがありながらも嵐のような金曜でした。
・La Dame de Montrose’85 St Estephe
・Chateauneuf du Pape’85 E.Guigal
・Chateau Leoville Las Cases’83 St Julien
・Alter Ego de Palmer’00 Margaux
・Chateau Latour’76 Pauillac
・Chateau Lynch Bages’75 Pauillac
・Chateau Leoville Las Cases’79 St Julien
・Chateau Figeac’83 St Emilion
’85のマダムをお連れのムッシュは連日の。紅一点のようなギガルのなりましたがどちらも素晴らしいモンローズのセカンドとの饗宴でした。ただ、やはり現時点では格下のラ・ダームの方がリクエストの癒し系の味わいだったのでしょう。ローヌは癒されると言うかエッチな気分のワインなので。
ラス・カーズを愛されておられるようで。’96は無いのか?とのことでしたがご自宅に10本以上お持ちならもうよろしいのでは?まあ、個人的には現時点での気分を盛り上げてくれる’83を。確かに’96よりはスタイリッシュで細身ですが、これも好みかと。
聖職者の皆様は男性陣5名でボルドーの極上を3本。パルメの’00のセカンドが前座のなってしまうのも仕方がない、ラトゥール’76と価格は半分ながらもこの’75ヴィンテージのランシュ・バージュはお株を奪う味わいで。スタイルの違いは余韻にありましたが。酸を引きずるヴィンテージ’76の特徴を五大シャトーは。そして’75の偉大さを倹約家のラトゥールの名の通りの甘みが充実しており。
ご無沙汰のムッシュは、私の期待したブルゴーニュを振りラス・カーズへと。少し酔いが回り始めた私は残念ながら今宵の’83と’79のヴァーチカルのチャンスをふいにしてしまったような。ボルドーのリストが潰されたような感覚を。
何度かお席の都合でお断りをしてしまい。こちらのママさんは、やっと相性が合い。フィジャック’83は、これまた残念ながら水平テイスティングの機会もまた疎かにされてしまったような・・・。ただ、素直に楽しめるボルドーが今宵は。酔うた・・・。Sommelier R.Imamura