Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

千両役者

ご自身でもおっしゃられる通り、今回は谷ばかりの大会だったのは事実でしょう。まあ、それだけ皆様の注目と期待があった上で相手ピッチャーからもマークされていたでしょうから。
それでも最後の最後には結果を出してしまう所がやはり一流の証かと。どちらもレベルの高い緻密な野球のような気が素人ながら感じましたが、9回の彼のストライクが入らない所なども野球と言うスポーツの恐ろしいところでしょうか。
どちらにしても一番になったことは素晴らしく、これで早起きからは開放されたかと。サッカーとはやはり現状は違うのでしょう。
さて、昨夜の寒の戻りの晩は
・Chambolle Musigny’76 Jean Confuron
義理の母の再手術の関係で、お店に着いたのが17:30頃で準備の程もままならず。そんな時は何方かが何処からか見ておられるようで・・・・。
前半から簡単なお料理の対応ながらもカウンターは詰まってしまい。21:00を目前にして追われる様相ではありましたが、そんな祇園街の姿とは無縁のマダムに質問攻めしていただきハラハラと。
まあ、最終的には問題はなかったのでしょうが勝手しったる皆様への対応だけに甘えもございましがお呼びの声に気が付かず必死に鍋を振っておりましたソムリエをお許しください。
そして静かな中盤をすごしながらも後半は珍しくマダムがお一人で。普段はムッシュの飲み込んでおられる飲酒量でお話の内容も色々な晩がございますが、今宵はやや愚痴っぽく。私にしてみれば祇園町のお姉さん方が口説かれておられるのは当たり前のような気もいたしますが、やはりそれもそれでお相手によっては。
ヴィンテージ・ラベルが欠損してしまった’76のシャンボール・ミュジニ、やはり開けたては落ち着かないもののシガーの紫煙と甘い香りと供にチェリー・ブランデーの厚い果実味が豊満に。
ああ、やはりブルゴーニュのオールドは仕入れてもきりがない・・・・。

          Sommelier R.Imamura