Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

デュミ・ブティーユ

昨夜はパソコンを触れる時間すら・・・・。
水曜を思い出しながら。
・Chateau Corton Grancey’95 Louis Latour
時間帯により正直ネガティブな感覚に襲われることもありますが、お話をすることにより近づいていくことも。特にお一人の場合。丹念にリストをご覧になられ明確にお好みの銘柄にたどり着いていかれるあたりにも好感を。
シャサーニュのカイユレ’98のグラスで確かめつつ「ブルゴーニュでハーフ・ボトル、チョコレートの香りを感じさせながら酸にシャープさを感じさせず甘みが芳醇なもの」これだけ明快に的確な表現をされれば選ぶ銘柄に関しては手を抜くことなど・・・・。そして十分なご予算の了承が得られていればなおさら。
ただ、レギュラー・サイズのブルゴーニュのライン・ナップに比較すればあまりにもハーフのブルゴーニュは数が少なく。虎の子のコルトン・グランセはこれまた最後の1本でしたが、予定以上のパフォーマンスを。正しくムッシュのワインに対する表現に応えるべく味わいと香りに普段はボルドーを基本的には好まれる彼にも。ただ、一度だけ受けた衝撃のブルゴーニュがミュジニーだったことにも否定は出来ませんが。残念ながらヴィンテージとドメーヌまでは記憶に残されておられませんでしたが・・・・・・。
出来れば皆様には、留めていただきたいこの3つの条件がブルゴーニュにはとても重要なだけに。個人的には気難しく感じられるミュジニーと言うグラン・クリュなだけに。まあ、限られた作り手とそんなに特別なヴィンテージは何処にでも存在するとは思いませんが。
ちなみに私の現在の手持ちはヴォギュエの’82とジャック・プリウールの’99のみで。どちらもお安くは無いですが・・・・・・。

           Sommelier R.Imamura