皆様のゴールデン･ウィークは如何でしたでしょうか？何か暴飲暴食やエアコンの疲れなどで体調の不安を感じる本日です。
さて久しぶりの友人と暴挙に出た日曜日のディナーのワインだけ”つぶやき”いたしましょう。
・Ｊａｃｑｕｅｓ Ｓｅｌｏｓｓｅ Ｉｎｉｔｉａｌ
・Ｃｈａｍｂｏｌｌｅ Ｍｕｓｉｇｎｙ’７３ Ｌｏｕｉｓ Ｊａｄｏｔ
・Ｍｅｕｒｓａｕｌｔ Ｐｅｒｉｅｒｅｓ’６９ Ｌｅｒｏｙ
・Ｃｒｉｏｔ Ｂａｔａｒｄ Ｍｏｎｔｒａｃｈｅｔ’９４ Ａｌｅｘｉｓ Ｌｉｃｈｉｎｅ
こちらは和食の割烹さんなのですが、随分素晴らしいワインをお持ちで。それに付けて、お付き合いが有る中で随分お安くしていただき。ボトルを並べていただきプライスを教えていただけば、もう美しくはないですが出来る限りいただこうかと思ってしまうのは哀しい性で・・・・・・。
シェリーの香りに誘われて鮑の軽く蒸された柔らかい味わいがこれほど相性が良いのには驚かされ。
おそらく偶然の’７３は、じっくり飲ませていただいたことに想像以上の落差の激しさに。自分のフィールドで扱う時は、やはり短時間で飲み込む機会が多いのは正解かと言い聞かせ。
白の極上が２本並べられると選ぶよりどちらも。ただ、結果は歴然でした。ヴィンテージ、造り手を重視するならば後者を。やはり偉大な格付けを重視するなら前者を。どちらも当然素晴らしいのですが、今回は当たり前なのでしょうか？グラン･クリュの高貴さがはるかに他を凌ぐ味わいを。
お恥ずかしながら少し残してしまいましたがお許しください。久しぶりの極上の美食を楽しませていただき、ありがとうございます。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
