Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージかな?

連休明けの昨夜は、相変わらず閑散と。予想はしておりましたが、もう少し動きはあってもいいかな?と思いましたが。
ただただ、ご常連のムッシュに昨夜も。
・Lanson brut’81
・Romanee St Viant’74 Domaine de la Romanee Conti
連休明けにお誕生会をされたムッシュ、バースデイ・ケーキはお持ち込みでしたがそんなご利用もありがたく。折角なので若干でもプレゼント価格のシャンパーニュを。’81はヴィンテージ・シャンパーニュも見つけ難くなりつつ。ランソン、何故か地味な印象が付きまとうハウスではありますが上質な酸を特徴とする彼らの熟成感もまた息つくことに。やや、若さは残しながらの大人の蜂蜜レモンが想像されるこれもまた贅沢な1本。
気が付けば2:00ごろまでご一緒に飲んでいたようで。まあ、それだけ暇だったのも事実でしょう。売り掛けのご入金も兼ねられたご来店に安堵もございましたが、長いお付き合いのムッシュにそろそろ身を固められる話も嘘か本当か・・・・。そんな意外なお話の中でのD.R.Cは難しい熟成を歩んでいたような。個人的にはネガティブは、二度目くらいでしょうか?ムッシュには極上のオールドが二度ほどかな。そんな気持ちも抑えられない進んだ香りに、一言は添えましたが。彼自身も何とも言えない濁し方ではありましたが、シガーを互いに燻らすことでサンヴィヴァン特有の酸は穏やかに甘みを押しはじめましたが。
外観からはリスクなど微塵も感じさせないボトルでしたので、期待も大きかったですが’74ヴィンテージのムッシュは確か前回’74のエシェゾーを楽しまれており、その時は期待以上の彼ら特有のモカが混じる彼らにしか出せない香りを放ち続けておりましたので。
まあ、そろそろマレイ・モンジュが手掛けたこの時代のサン・ヴィヴァンは慎重さも必要なのでしょうか?
かなりネガティブな表現ばかりですが、それでも十分な最上のブルゴーニュであることは間違えないですが・・・・・・・。

               Sommelier R.Imamura