Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

久々の

やっと数字が見えた昨夜でした、後一歩の最近でしたがやはり今週末のかけての私共の状況のような気が。
・Chateau Clerc Milon’91 Pauillac
・Chateau Beychevelle’90 St Julien
・Barbaresco’77 Gaja
このクラスの方は、12月は毎晩が忘年会なのでしょう。頻繁に普段よりもお見かけする機会が。ボルドー・ラヴァーのムッシュには、今年もお世話になりながらも。’91はこの半年で少し柔らかすぎるくらいに熟成のリズムを歩んでいるような。もちろんボトルむらもあるでしょうが、ムートン・ファミリーの中では優等生的な存在のクレール・ミロンはイメージよりは上品に。それでもムッシュのワイン談義は中々お上手で今宵は男性陣のみでしたが何度と無く私共のカウンターでも講義されておられ。
2本目はお連れのお一人のしゃっくりが止まらない苦しみを他所に先日のダブル・マグナムの記憶も新しいベイシュヴェル’90。今回はハーフ・ボトルでしたが、小さくても’90の存在感はしっかりと。それにしても空き瓶が並べて置かれると流石に3、000mlと375mlではその違いは味わい以上にサイズでも明らかで。
久しぶりの深夜の、ムッシュとの時間がいただけ。相変わらずの内容の話でしたが、年末のビジネスのトラブルにはめげずに頑張っていただきたい!まあ、私などが言わずとも。’77のガヤは初めて見つけました、正しくターゲットでしたが意外にも少し他のヴィンテージよりもお高い原価でした。おっしゃられる通り、グラスに注いだその時が素晴らしいピークのスミレのブーケを放っており時間の経過で緩やかに下降線を描く特別なイタリアでした。ただ、今宵は正直ムッシュはいつもよりはかなりゆっくりで私がおそらく三分の二はいただいていたのでは?
最後に〆のムートンのマールは、今宵も止めを刺してくれました。美味しさには棘があるときもございましょうか。
週末なのですが金曜日の深夜は、ご予約が。前半はおそらく大丈夫でしょう。土曜日なのですが、おそらく色々でしょう。お考えの方はお電話をいただければ幸いです。

               Sommelier R.Imamura