Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Marcassin

本日のお昼間は、ねむたい目をこすりながらもミニで修学院の近辺までボランジェの配達を。今宵、東京からのゲストをご自身のゲスト・ハウスにてご招待されるようで生憎の雨になりますがバーベキュー・パーティの予定だそうで。時代祭は順延ですが、素晴らしい和建築のゲスト・ハウスに呻りましたがこれが中々大変な場所でカーナビの実力にまたまた呻らせられ。
最初は電話番号で近辺へのアクセスを試みていたのですが、大分見当外れだったようで考えた挙句今まで考えもしなかった住所を打ち込む方法が完璧だったことに・・・・。お恥ずかしい。
まま、何れにしてもフォワグラにトリュフもお持ちしてましたのでトライアンフで調子に乗って行かなかったことは本当に正解でした。おそらくナビなしでは辿り着けなかったから。
で昨夜の極上は
・Chateau Beychevelle’78 St Julien
・Chardonnay’99 Marcassin
・Vosne Romanee’97 Daniel Rion
・Chateau La Croix de Gay’78 Pomerol
知らなかったな、テレビの番組のアニメにも脚本が新たに構成されていて作者さんの意図にが全てではないことも。リアルな内容に偶に見入ってしまうこともあるあの名探偵のアニメの脚本も以前は手がけられていたそうで・・・・・。
テレビ局の編成プロデューサーながらもワイン・エキスパートをお持ちだそうでじっくり今月の特集からベイシュヴェルを。’78はやはり力を保ちながらもバランスの取れた熟成感を振りまくあたりがサンジュリアンの銘醸ワインかと。
マーカッシンのシャルドネ、こちらのムッシュからまさかそんなカルトのリクエストが為されるとは!しかも相場もご存じで僕の仕入れ原価もままほぼ的中に近く。リストの価格は’99で¥90,000−でしたが、そこから考えると効果ですが値付けはかなり良心的な1本で。まま、そんな1本を探していただけるのもワイン・リストの楽しみですがこのマーカッシンはやはり濃密にしてトロリと滴る黄金の液体かな。
次々に紫煙が昨夜も上がりましたが、気が付けばワインも3本目に。クールダウンのブルゴーニュは、ダニエル・リオンを。冷静に考えなくてもこのヴィラージュで十二分に楽しめるものです、’97は本当に味わいが落ち着いてチャーミングな印象を。
〆は’78繋がりで。メルローの気分とのことでしたので、ポムロールから。ほろ苦いビターチョコレートの味わいの中に穏やかな酸が主張するこの時代のラ・クロワ・ゲの評価を再評価してあげても良いのでは?
そして迫りましたね11月のDRCのモンラッシェとジャイエを中心としたワイン会が。当日もよろしくお願いいたします。

                   Sommelier R.Imamura