Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

中盤から

やはり前半の動きが芳しく無く。前半はご常連さんの貸し切り状態でそれはそれでせすが、中盤以降のお席割で何とも悩ましく幾つかのお電話にお断りを。難しいものですが、出来れば3名様以上は前もってお願いいただければ。さて、今宵は満遍なく面白みのあるワインがそしてやはり後半に。
・登美’02 Suntory Tomi no Oka Winery
・Vosne Romanee Clos des Reas’96 Michel Gros
・Chateau Montrose’96 St Estephe
・Schrader To−Kalon Vineyard’02 Napa Valley
金曜日なのにお休み?同業者のマダムは、今宵は男性と。楽しいですね、上手にそして彼に印象は選択されたワインの銘柄でとてもとても。サントリーさんの登美は稀少なラインで本数も少なくこちらで終売になりましたが、実は個人的には’02は印象があまり良くなく。奇しくも長男誕生のヴィンテージですが、以前の’97の洗練されたニュアンスはあまり。ただ、日本のワイナリーでパワーだけではなくバランスを重視した造りが感じられるそれはそれで心擽る1本では。
’96の結婚記念日のお祝いとお伺いしており、しかも既に以前銘柄まで決めていただいていたのに失礼いたしました。ただ、結婚生活の長さに比べるとワインの十数年などはまだまだ沢山在庫がございまして。辛うじてではありましたが、お選びいただけたクロ・ド・レアは個人的にも大好きなモノポール。黒糖のニュアンスを感じさせながらどこまでもエレガント、そして
どこまでも洗練されたブルゴーニュの特別で。
2本目も’96で。今度はボルドーですので何とも興味深く。2級の力を遺憾なくといった感じですが、やはりまだ若い。後半の青さが幾分、それでもポテンシャルの高さは十分で4名様でしたらお好みが分かれられるので、ちょうどよろしかったのでは?
レーメイのムッシュは、やはり後半に。ご贔屓のママさんからの捜索願が私に出た時点で今宵の覚悟も出来ておりましたが。最近は他にも試していただける機会も出来、今宵は確か元クリスティーズのオークショナーの方がコルギンを売却してこちらを立ち上げたのかな?ご他聞に漏れずこちらもカルトですな、14,9%と言う何ともパワフルなアルコール度のシュレイダーですが予想通りこれまた優雅な味わいで