いつも気丈なドクターが何時に無く、気もそぞろな今宵少し心配でしたが多くは触れないように。
さて、昨夜は随分久しぶりになりましたがヴィンテージ’８３の祇園のお姉さんが。兼ねてより彼女のヴィンテージに不信感を抱く私でしたが、今宵も’８３に変わりはございませんでした。
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｔｒｏｔａｎｏｙ’８３ Ｐｏｍｅｒｏｌ
以前四条川端の交差点をブリティッシュ・グリーンのジャグワーで移動される彼女のすっぴん姿に絶対違うと勝手に確信していました私ですが、まあそんなことは。
ペトリュースのムエックスが所有してからのこのシャトーのクオリティは紛れも無く。特有の甘いカカオのアロマをふんだんに蓄えながらスパイシーな八角のニュアンスも。何処と無くシナモンをふったカプチーノのスタイルが頭から離れないこの特別なメルローは、やはりしなやかさが特徴で。
比較的温和にお話されるムッシュの物腰にワイン自体も重なり合わせられ。
そう言えば、今宵は久しぶりにソムリエールさんが。お料理人さんの熱心さに比べればソムリエさんがたのご利用は穏やかな感じがしますが、マダムは休日を利用され。お一人でしたがグラスで３杯ほど。
実は以前そちらのレストランに伺った事がございまして、流石にマダムは覚えておられ、私は何となくあの方かな？と思っておりましたがお話の流れに任せて。結局は業界ネタで終始しましたが、場所やゲストの層や性別でワインについて考える部分はかなり距離感を感じましたが・・・・・・・。
ただ。個人的にはこちらのレストランさんにご一緒した方が転職され京都を離れられるむねを伺っておりましたので妙に思い出しながら不思議なご縁を感じておりました。ちなみにその時はジャック･カシューのエシェゾーを頂いた記憶が・・・・・・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
