Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

つづき

で〆はポムロールで。先日よりたどり着かれないドクターは、今宵は遂に。’81のマダムは満を持しての登場でしたが、うう中々手持ちも難しいヴィンテージのひとつでしょう。幾つか出て行ってもおりますし。
で今宵はシュバル・ブラン、ラミッション、ペトリュース(365ml)、ドルーアン・ミュジニ、ランブレイ、イケムの中よりお選びに。どれをお選びでもだったのですが、それでも大きな価格差はございまして。
意外にもポムロールの極小シャトーのラフルールを”ラベルが可愛い!”と言う理由にてお選びに。全く理解しかねる意味合いでしたが、逆にペトリュースの聖ペテロを可愛くない!でしたので感性の違いは、個人差でもありますので。
’90年代ならばまだ幾つか可能性はございますが’70年代’80年代はかなり稀少で且つ飲み頃のピークに。ペトリュースとラフルール・ペトリュースに挟まれた年産1万5千本ほどのワインはギドノー兄弟の管理で何時もながら感心させられるしなやかさを。メルローとフランの半分づつのバランスが、この評価の高い’81ヴィンテージの納得の感覚に。

           Sommelier R.Imamura