Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

甘いテイスティング

閉店になったビストロについての返答に追われる事もありながらも、ワインバーだけでの営業は昨日に続き満席にて始まりました。今宵は数組のゲストをお断りしてしまう状況もございました。難しい部分もございますが、お許しください。少なからずもビストロのご利用を考えられていた方の2Fへのご足労も見受けられ、このチャンスを大切に出来ればと・・・・・・。
また、ワインバーに移動された厨房とシェフの紺野くん仕込み等で大変でしょう。いきなりではありましたが、大遅刻を。モーニング・コールを鳴らすことに。ですが、準備された下処理された食材に中々の頼もしさも。流石に満席のワインバーでの、全てのお席のゲストがコース料理でしたので随分お待たせしてしまいました。ですが、私なりに納得できるケアと気持ちは伝わっていたのでは・・・・・・・・。お料理のクオリティも、どちらのお客様にもご評価いただけたようで楽しい営業に。気になる点は、メイン料理の集中する時間の焼きの煙と香りの部分と経営的には、お客様あたりのお一人あたりの単価の減少があるかと。ですが、ゆっくりとデータもとりたいです。
さて、今宵のワインはお持込が面白く。
・Vidal IceWine’04 Pillitteri Estate
・Vidal IceWine’02 Vineland Estate
・Vidal IceWine’02 Reif Estate
・Vidai IceWine’01 Konzelmass Estate
・Riesling IceWine’02 Henry of Pelham Estate
・Riesling IceWine’02 Phillitteri Estate
・Cabernet Sauvignon’04 Phillitteri Estate
全てのボトルが50mlのスモール・ボトルではありましたが、甘い甘い甘美なアイス・ワインの洪水で疲れも取れるような感じで。全てピュアな蜂蜜のようでしたが個人的にはフィリテッリのリースリングが香り高く、まるで白桃で、次第に缶詰のピーチのシロップの香りに。お人によっては、若干単調にも思われるかも・・・・・・。そして、気付けばレモンティーのようなアロマに変化しており興味深い造り手さんの苦労がにじみ出る貴重な秘酒でした。これらが、今宵のコイーバのお供になったのは言うまでも無く。竜輔