Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

飲まれたのですね・・・・

流石に月末の週末ともなれば憂いは晴らされるような動きが感じられましたがご常連のムッシュがおっしゃられる如く”自分のところが一番影響があるやろ”のお言葉に大きく反応してしまいましたが・・・。
・Le Carillon de L’Angelus’93 St Emilion
・Chateau de Valandraud’97 St Emilion
・IceWine Cabernet Franc’04 Peller Estate
前半からお寺関係のムッシュとその存在を後から知らされジュニアと幼馴染だったと言うことに気付かれ一段と狭い祇園街に。
このごろはブルゴーニュに変わられダンジェルヴィーユのヴォルネイ’00をこちらは楽しまれておりましたが、お隣のマダムにはグラスでお出しした同一銘柄はお口に合われなかったようで。ただ、今宵は最後にはコイーバのクラブの特別なアルミ缶のヒュミドールまでお買い上げいただき、何だか気を使わせてしまったような。次回までにご質問にお応えを用意しておきます。
さて、この21:00すぎには気付けばカウンターはまたもや医療関係の皆様にて埋まってしまい色々な姿も。
MRさんはセカンド・ラベルは初めて試しました、3つの鈴が愛らしいサンテミリオンのボンドも愛飲した銘柄アンジェラス。’93は正に飲み頃のクールさを讃えて。
ブルゴーニュ・ラヴァーの歯科医Kは、今宵も美女を引き連れ2本のしなやかなスタイルを。プラチナの肝臓を持つマダムは’82で変わらないお強さにニコラ・ポテルの’82はやはりあっという間に。
今宵も甘えさせていただきました、楽しませていただいたワインの量は残念ながらでしたがシンデレラの’97は、うん以前感じられていたニュー・ワールドの姿では無く洗練されたヨーロッパの香りを感じさせておりました。ただ、確かにまだ10年ほどの段階。はたして30年や40年の熟成には如何なものだろう。
グラスでお出ししたつもりでしたが、残念ながらテーブル席まで目が届かなかったことに申し訳なくも1杯のつもりがハーフながら全て飲み尽くされておりました、思わずリーズナブルな価格設定になってしまっていたのでは・・・・・・。また、ご利用いただければ幸いです。

             Sommelier R.Imamura