春らしさが随分見えてきた月末の週末は、忙しく。引ききらないゲストに痺れを切らしながら、アルバイトの恵理ちゃんのお別れ会へと。今宵も、開きに開いたグラン・ヴァンに様々な思いも・・・・・・・・。
・Vosne Romanee Les Suchots’99 Jacques Cacheux
・Clos st Denis’83 Philippe Charlopin
・Beaune’81 Faiveley
・Gevrey Chambertin Le Clos Saint Jacques’80 Mommessin
・Chateau Cantemerle’88
・Chateau Calon Segur’79
(・Pommard Grands Epnots’83 Michel Gaunoux)
(・Chateau Marquis de Terme’83)
夜半に、大げさにご来店になられ随分な感じではありましたがブルゴーニュを。ニュイのリストの内容にご不満もあられたのはよくよく解かりますが。
何に於いてもヴィンテージ’83をあえてお選びいただいた、ご常連のムッシュにお礼を。稀少なシャルロパンのオールドは、最後の1本でした。
ヴァースデイ・ヴィンテージの’81のブルゴーニュは珍しすぎて、見かけられなく。出来も色々ですが、意外にまったりとした果実の濃縮感が。
ブルゴーニュの’80は中々で。21:00までの勝負には、もったいなく。とはいえ、熟成したピノ・ノワールの味わいに吸い込まれるご常連が増えることに危険を。
ボルドーの熟成も、見逃せません。力強さを残しながらもスー・ボアの湿ったアロマは官能的に。
意味深なハート・ラベルのご指定は、深夜の定番かもしれませんが、たまたまお越しに成られていた祇園のお姉さんにテイスティングの残りを。酷評に甘んじるグラン・ヴァンも熟成したものであれば偉大なワインであることを見出していただけ嬉しく・・・・・・・・・。
お別れのワインは、ブルゴーニュとボルドーの揃い踏みで。2年ほどのお手伝いありがとうございました。姉妹で、「ぶどうの蔵」に明るい雰囲気をはこんでくれた貴重な存在でした。4月からはプロのサービス従事者として気持ちあらたにがんばってください!いつもの笑顔を忘れずに。
Sommelier R.Imamura